ドラマ『キング・ザ・ランド』OST(挿入歌)全9曲を紹介!
『キング・ザ・ランド』(原題:킹더랜드)は、韓国のJTBCで2023年6月17日から2023年8月6日まで放送された2PMのジュノ、少女時代のユナ主演のドラマです。
日本では、Netflixで見ることが出来ます。
『キング・ザ・ランド』のOSTは、『キム秘書はいったい、なぜ? 』『この恋は初めてだから』『18アゲイン』『ゴー・バック夫婦』『君を愛した時間』等のヒットドラマの音楽を手掛けてきた作曲家ムン・ソンナムが音楽監督を担当しています。
今回の『キング・ザ・ランド』でも、数多くのドラマファンとリスナーに、余韻を残すような楽曲が制作されました。
それでは、ガホ、Punch、HYNN、チョン・セウン、ミンソ等が参加した『キング・ザ・ランド』OST全9曲を紹介します!
ドラマ『キング・ザ・ランド』概要
ドラマ『キング・ザ・ランド』の概要を簡単に紹介!
見どころ・キャスト
見どころ:
韓国ドラマ「キング・ザ・ランド」は、笑いを軽蔑した男と笑わなければならないスマイルクイーンがVVIPラウンジ「キング・ザ・ランド」で本当に明るく笑える日を作っていく様子を描いたドラマ。Netflixで同時配信。キャスト:
WoW!Korea: https://www.wowkorea.jp/profile/201245.html
ジュノ(2PM)、ユナ(少女時代)、コ・ウォンヒ、キム・ガウン
予告映像
ドラマ『キング・ザ・ランド』OST(挿入歌)リスト
ドラマ『キング・ザ・ランド』OST(挿入歌)紹介
01. ガホ(Gaho) 「Yellow Light」
これまで『梨泰院クラス』『スタートアップ』など多数のドラマOSTに参加し、ドラマに活力を与えるような楽曲で注目されているガホ(Gaho) 。
2023年3月には、2ndミニアルバム『Diamond』をリリースするなど多様な活動を通じて、甘く爽やかな歌声とさらに成熟した音楽性を披露しています。
「Yellow Light」は、その人に出会う前に、停滞していた自分の姿を”赤信号”、その人に出会った後、積極的に進んでいく決意を”緑信号”として表現した歌詞を、力強いフルバンドサウンドとガホの爽やかな歌声で表現され、リスナーの胸を高鳴らせます。
この曲は、ジュンス、スーパージュニア、チェ・ユリ、リア(ITZY)などの多くのアーティストに楽曲提供した作曲家HUMBLERと、キム・アヒョン、イ・チャンウが、共同で制作を行いました。
02. キム・イェリム (リム・キム)「Confess To You」
スーパースターK3出身で、2011年に男女デュオ「Togeworl(2ヶ月)」としてデビューしたキム・イェリム。
その後、ソロ歌手としての活動も始め、ポップス、R&B、エレクトロポップなど幅広く歌いこなす、ソウルフルな歌声の女性シンガーです。
最近では、男性歌手TETEと一緒に「Romantico」でコラボレーションしました。
浮遊感があり、夢のような空間が感じられるシンセポップジャンルの楽曲です。
サビでの心地良いリズムとともに響き渡るキム・イェリムの歌声は、夢幻的で清涼感が感じられます。
歌詞にある”I Confess to you”(あなたに告白します)というワードを中心に、恋人同士がお互いに夢中になっていく過程を表現されています。
この曲は、『賢い医師生活』『二十五、二十一』などのドラマOSTに参加した作曲家Naivと作曲家パク・ジョンジュンが制作をしました。
03. チョン・スンファン 「君に届くよ」
2015年 Kポップスターシーズン4で準優勝を獲得し、パク・ジニョンや90年代を代表するシンガーソングライターのキム・ヒョンチョルから歌唱力の評価を得て、2016年にデビューしたチョン・スンファン。
ドラマ『私の国』『スタートアップ: 夢の扉』『ユミの細胞たち』のOSTに参加し、温かみのある歌声を披露しています。
チョン・サラン(イム・ユナ)に向けたク・ウォン(イ・ジュノ)のますます大きくなっていく心情が描かれた楽曲です。
その心情を手紙のように表現した歌詞をチョン・スンファンの優しく包み込むような歌声によって、深い余韻を残すバラードになっています。さらにピアノとストリングスの幻想的な音色が、ドラマの感動的なシーンを盛り上げています。
この曲は、ガホの「Yellow Light」を制作したHUMBLERと、キム・アヒョンが制作をしました。
04. キム・ウジン 「Dive」
キム・ウジンは、2018年にボーイズグループStray Kidsのメンバーとしてデビューし、2019年にグループを脱退した後、2021年にソロデビューしました。米国、台湾など13カ国のiTunesチャートにランクインしグローバルなファンの関心を集めています。
ドラマOSTには、『君の夜になってあげる』『財閥家の末息子』に参加し、成長した姿を披露しています。
広大な世界が感じられるようなキム・ウジンの力強く清涼感のある歌唱が印象的で、リズミカルなエレキギターと軽快なドラムによって、爽快な気持ちにさせてくれる楽曲です。
ク・ウォン(イ・ジュノ)とチョン・サラン(イム・ユナ)が、お互いの心に一歩ずつ近づいている中で、徐々に大きくなっていくときめきが表現されており、済州道のドライブシーンや二人が自転車に乗っているシーンなどに流れました。
この曲は、作曲チーム Lucky Clover が、作詞・作曲・編曲すべての制作を担当しました。
05. Punch 「Keep Me Busy」
シンガーソングライターとして活動する傍ら、『ピノキオ』『太陽の末裔』『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』『トッケビ』『ホテルデルーナ』『ブラームスが好きですか?』など多数のドラマOSTに参加し、”OSTの女神“とも呼ばれる女性歌手Punch(パンチ)。
ドラマのシーンでPunchの歌声を耳にしたリスナーは、不思議と魅了され、彼女の歌唱力の素晴らしさを感じることでしょう。
主人公2人のロマンチックな瞬間を演出するようなゆったりとテンポで、夢幻的な雰囲気を感じるシンセサイザーサウンドが印象的です。
韓国語と英語が混ざった歌詞となっており、Punchの柔らかい歌声の中にある切なさが、「あなたのいない人生は虚しい」「Where are you now I miss you bad(今どこにいるの とても寂しい)」という歌詞を引き立て、ドラマのシーンを盛り上げています。
この曲は、様々なOSTの楽曲を手掛けている作曲家GLODY、Sarah.J、Earn、キム・ミンチョルが、共同で制作しました。
Punchの楽曲をもっと聞いてみたい方は、[Killing Voice] Punchをご覧下さい。
06. HYNN (パク・ヘウォン) 「君は僕の」
『スーパースターK 2016』でトップ3まで残った経歴があり、豊かな声量と表現力が魅力的な実力派シンガーであるHYNN (パク・ヘウォン)。
アーティストネーム「HYNN = ヒン」の由来は、韓国語で”白い”の意味で、韓国の女性作家ハン・ガンの小説『ヒン(白い)』から取ったとのことです。
ドラマ『九尾狐伝(クミホ伝)』『賢い医師生活 シーズン2』のOSTに参加したり、最近では、MBCのバラエティ番組「遊ぶなら何する?」のプロジェクトWSG WANNABEのユニット”カヤG“のメンバーとして、美しい歌声を披露しています。
ク・ウォン(イ・ジュノ)とチョン・サラン(イム・ユナ)のロマンティックなキスシーンを演出した楽曲です。
Aメロでの繊細で柔らかい低音域、サビでの表現豊かな高音域、HYNNの歌声の魅力を十二分に味わうことが出来ます。
弦楽器演奏チーム「ユンストリング」による優美なストリングスの音色は、曲後半に行くにつれて盛り上がっていくHYNNの歌声に輝きを与えています。
この曲は、パク・ジェジョン、Nine Musesのクムジョ、ペク・イェスルなどのアーティストに楽曲提供してきた作曲家イ・ダヒが、制作しました。
HYNN (パク・ヘウォン)の楽曲をもっと聞いてみたい方は、[Killing Voice] HYNNをご覧下さい。
07. チョン・セウン 「Fall in Love」
オーディション番組「K-POPスター3」「プロデュース101 シーズン2」出身で、2017年にデビューした男性歌手チョン・セウン。
ドラマ『偶然発見した一日(ハル)』『九尾の狐とキケンな同居』『袖先赤いクットン』などのOSTに参加し、柔らかく甘美な歌声で、ドラマのシーンを彩ります。
ク・ウォンが、チョン・サランと元恋人が遭遇しているところを目撃し、そのときのク・ウォンの複雑な心情を代弁して、チョン・セウンが切なく歌っています。
心を撫でるかのように、柔らかく癒しを与えてくれるチョン・セウンの繊細な歌声が印象的です。
曲後半の盛り上がりの箇所で入ってくるエレキギターのフレーズが、ストリングスとピアノと調和し、美しく夢幻的な世界を形作っています。
ヒットメーカーの作曲家キム・セジンが作曲し、シンガーソングライターのHYUNKIが編曲を担当しました。
08. ミンソ (MINSEO) 「愛なのか」
ミンソは、2018年3月にデビューした女性歌手で、それ以前にもドラマOSTに参加したり、プロデューサーのユン・ジョンシンのプロジェクト「月刊ユン・ジョンシン」の楽曲など、様々な活動をしていました。
2017年11月、熱い歌唱でヒットしたバラード曲「いいの」を初めて聞いたときの感動は今でも忘れられません。
温かみのある中低音域と、心地よく響く安定した高音域が魅力的です。
気持ちにやすらぎを与えてくれるようなミンソの温かみのある歌声が心に響きます。
サビでのファルセットや、曲後半に進むにつれて次第に増していく力強さに、ミンソの表現力豊かな歌唱力を感じることができるでしょう。
チョン・サラン(イム・ユナ)とク・ウォン(イ・ジュノ)の愛がますます深まっている中、愛する人のそばにいつもいたいという気持ちが表現された歌詞になっています。
この曲は、ドラマ『スタートアップ』『社内お見合い』等のOSTを手掛けた作曲家キム・ヨンソン、ソ・ジェハが制作しました。
09. キョンソ 「Everyday With You」
大学生ミュージシャンたちが音楽対決を繰り広げるサバイバル番組「Vocal Play」に参加し準優勝を獲得した実力派女性シンガーキョンソ。
2023年1月にはドラマ『愛と、利と』の「Wonder Why」という曲で、ドラマOSTに初参加しました。
イントロとアウトロでの胸の高鳴りが表現されている、跳ねるようなピアノのフレーズが印象的な楽曲です。
アコースティックギターのサウンドによく似合うキョンソの甘く透明感のある歌声は、心のときめきが感じられ、ドラマの胸キュン要素を引き立てています。
チョン・サラン(イム・ユナ)とク・ウォン(イ・ジュノ)は、お互いに惹かれ始め、少しぎこちなさ残る初々しい恋心が表現された歌詞になっています。
この曲は、シンガーソングライターのパク・ホギョンとペク・チャンジェが制作しました。
ドラマ『キング・ザ・ランド』OST(挿入歌)まとめ
ドラマ『キング・ザ・ランド』OST(挿入歌)全9曲を紹介しました。
『キング・ザ・ランド』のOSTは、『キム秘書はいったい、なぜ? 』『この恋は初めてだから』等の数々のドラマOSTを手掛けた作曲家ムン・ソンナムが音楽監督が担当しました。
様々なドラマOSTに参加し、ドラマOSTファンにとってはお馴染みのアーティストと言えるガホ、Punch、チョン・セウン、チョン・スンファンを中心に、キム・イェリム、HYNN、ミンソ等個性豊かな実力派アーティストを起用し、楽曲の雰囲気も被ることなくドラマのシーンに彩りを与えた音楽監督のムン・ソンナムの手腕が冴えるOSTであったと感じます。
全曲入りの動画もあるので、9曲通してドラマのシーンを思い返しながら聞いてみて下さい!
最後に、Specialトラック – イ・ヘリム 「In My Heart」を聞いて、『キング・ザ・ランド』の世界に浸りましょう。