ドラマ『九尾の狐とキケンな同居』OST(挿入歌)全9曲を紹介!
『九尾の狐とキケンな同居』(原題:간떨어지는동거)は、2021年5月26日から7月15日まで、韓国tvNで放送されたドラマで、チャン・ギヨンとGirl’s Dayのヘリが主演のドラマです。
日本では、Amazon Prime Videoで見ることが出来ます。
チョン・セウン、キム・ナヨン、Kassy、ヤン・ダイル、ヨンジェ(GOT7)、ソヨン(LABOUM)、CHEEZEなどドラマOSTでは、欠かすことの出来ないアーティストが参加した『九尾の狐とキケンな同居』OST(挿入歌)全9曲を紹介していきます!
ドラマ『九尾の狐とキケンな同居』概要
見どころ・キャスト
見どころ:
引用: WoW!Korea https://www.wowkorea.jp/profile/201014.html
韓国ドラマ「九尾の狐とキケンな同居」は、999歳の九尾狐とクールな99年生まれの人間が玉によってうっかり一つ屋根の下で暮らすことになった非人間的なラブコメ。全16話。
999歳の九尾狐シン・ウヨを俳優チャン・ギヨンが、大学生のイ・ダムをヘリ(Girl’s Day)、住民登録番号上は22歳だが実は747歳の元九尾狐ヤン・ヘソンを女優カン・ハンナ、ダムの親友ド・ジェジンを俳優キム・ドワン、ソグァ大学の有名人ケ・ソヌを俳優ペ・インヒョク、ソヌの妹ソウをキム・ドヨン(Weki Meki)が演じる。
キャスト:
チャン・ギヨン、ヘリ(Girl’s Day)、カン・ハンナ、キム・ドワン、ペ・インヒョク、キム・ドヨン(Weki Meki)
予告映像
ドラマ『九尾の狐とキケンな同居』OST(挿入歌)リスト
- チョン・セウン 「DOOR (Your Moon)」
- キム・ナヨン 「My All(偶然ではないようで)」
- ユ・ヨンジョン(宇宙少女)「Beginning of Our Drawing(始まりのドローイング)」
- チェ・ナクタ(Choi Nakta) 「One Step Closer(一歩近くに)」
- Kassy 「Nothing left to say(何も言えない私なのに)」
- ヤン・ダイル 「Next to you (君と一緒の夜)」
- ヨンジェ(GOT7), ソヨン(LABOUM) 「君と (You & I)」
- CHEEZE 「月」
- チョン・ユジ 「Big Change」
ドラマ『九尾の狐とキケンな同居』OST(挿入歌)紹介
01. チョン・セウン 「DOOR (Your Moon)」
『九尾の狐とキケンな同居』OST一曲目を飾るのは、オーディション番組「K-POPスター3」「プロデュース101」シーズン2出身の男性歌手チョン・セウンです。
2019年にドラマ『偶然発見した一日(ハル)』のOST「君を描く」で柔らかく甘美な声を披露しました。ドラマOSTでの活躍も今後期待されています。
「DOOR (Your Moon)」は、月を「愛する人への扉」と表現し、その月に向かって、深まっていく自分の気持ちを伝えるというロマンティックな歌詞になっています。
チョン・セウン特有の温かみのある低音ボイスが、柔らかく心を撫でるかのように、癒しを与えてくれる楽曲です。
この曲を構成するピアノ、ギター、ストリングス、そしてチョン・セウンの歌声全てが、繊細に編みこまれ、静けさの中に浮かぶ月をイメージさせてくれるところが素晴らしいです。
「DOOR (Your Moon)」の制作は、作曲家パク・チャンヒョン(Somebody’s Tale)とGLODYが担当。またストリングスアレンジは、最近のドラマOSTには欠かせない存在となっている弦楽器専門の制作会社AimStringsのハン・ソンウンが担当しています。
02. キム・ナヨン 「My All(偶然ではないようで)」
キム・ナヨンは、これまでに『仮面の王イ・ソン』『ザ・キング:永遠の君主』『ブラームスが好きですか?』『それでも僕らは走り続ける』などの数多くの大ヒットドラマのOSTに参加しています。
次世代OSTクイーンと呼ばれる程、ドラマへの没入度を高める歌手として、ひっぱりだこの女性シンガーです。
叙情的なメロディで、少しずつ大きくなっていく相手への気持ちを慎重に話すように表現された歌詞が印象的です。
キム・ナヨンの愁いを帯びた歌声とアコースティックギターの音色が夢幻的な雰囲気を創り出し、ロマンティックで落ち着いた情景が浮かんできます。
キム・ナヨンの歌声は、透きとおるように繊細でありながら、時には力強さが感じられ、その表現力の高さがドラマのワンシーンに感動を与えることは間違いないでしょう。
「My All」の制作は、数々のドラマOSTの楽曲を手掛けているプロデュースチーム「トム&ジェリー」が担当しています。
03. ユ・ヨンジョン(宇宙少女)「Beginning of Our Drawing(始まりのドローイング)」
ガールズグループ宇宙少女(WJSN)のメインボーカルのユ・ヨンジョン。
ユ・ヨンジョンは、2016年にグループI.O.Iのメンバーしてデビューした後、宇宙少女に合流し、両グループでメインボーカルを務める実力派歌手です。様々なドラマのOSTに参加し、今後期待される若手アーティストです。
主人公2人の恋が始まり、気持ちが高まっているトキメキが、ユ・ヨンジョンの愛らしく澄んだ歌声で表現されています。
軽やかなギターのリズムと、心がウキウキしてくるような跳ねるようなメロディが清々しく、恋の楽しさが伝わってくる楽曲です。
制作は、作曲家PINKMOONが、作詞作曲からアレンジ、ピアノ、シンセサイザー等のあらゆる楽器演奏まで手掛けています。
そして、『梨泰院クラス』『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』等の大ヒットドラマOSTに参加し、注目を浴びている女性シンガーSondiaがコーラスを担当しています。
04. チェ・ナクタ(Choi Nakta) 「One Step Closer(一歩近くに)」
2013年デビューのシンガーソングライター、チェ・ナクタ。
「鼓膜彼氏」(恋人のように甘い歌声で歌ってくれる歌手)とも呼ばれているチェ・ナクタの甘い歌声に癒やされて下さい。
「一歩近くに」は、サムの関係(友達以上恋人未満な関係)から、恋人同士に発展する主人公2人の初々しいときめきが表現されている楽曲です。
温もりを感じるのアコースティックギターの音色やチェ・ナクタの甘く優しい歌声が、ドラマのロマンティックな世界観に彩りを加えています。恋愛をしたくなるような気持ちを刺激する癒し系ソングとなっています。
制作は、プロデュースチームPsycho Tension(キム・スンジュン、チェ・ミヒョン、ユン・ソクチュ)が担当しています。
05. Kassy 「Nothing left to say(何も言えない私なのに)」
ドラマ『スタートアップ: 夢の扉』『海街チャチャチャ』のOSTに参加し、着実に実力を上げている女性歌手Kassy(ケイシー)。
自身の楽曲では、ラップ、バラード、R&B、ポップソングなど様々なジャンルを歌いこなす、素晴らしい才能を持つ歌手です。
バラードの女王とも言えるKassyの愁いを帯びた歌声が印象的なバラードです。
Kassyの歌声から始まり、ピアノの伴奏が入った後の空気感が切なく感じられ、この曲のドラマティックな展開を予感させます。
曲の後半へ行くにつれ、Kassyの心のこもった歌声は熱を増し、叙情的なメロディに感動を呼び覚まします。
「Nothing left to say(何も言えない私なのに)」は、遠く逃げてしまいそうな愛に対する後悔が歌われた歌詞になっています。
制作は、新鋭作曲家デュオのユントーベンとソン博士が作曲を担当し、編曲は『愛の不時着』OSTでセジョンが歌った「すべての私の日々」の制作に参加したロジケイが、ストリングスのアレンジも含めた編曲を担当しています。
Kassy(ケイシー)の楽曲をもっと聞いてみたい方は、[Killing Voice] Kassyをご覧下さい。
06. ヤン・ダイル 「Next to you (君と一緒の夜)」
バラード曲を得意とし、訴えかけるような歌い方の中に感じる繊細さが魅力的なシンガーソングライターのヤン・ダイル。
ヤン・ダイルは、ドラマ『ホテルデルーナ』『アルハンブラ宮殿の思い出』『浪漫ドクター キム・サブ2』『九尾狐伝(クミホ伝)』など数々のOSTに参加し、ドラマOSTには欠かせない歌手となりつつあります。
「프로이별러(プロの別れさせ屋)」や「鼓膜彼氏」という愛称がつけられているヤン・ダイルの歌声を味わって下さい。
一緒に過ごす時間がいつか終わるとしても、いつもそばにいたいという気持ちが切なく表現されたバラード「Next to you (君と一緒の夜)」。
楽曲の冒頭では、淡々としたピアノの伴奏に歌うヤン・ダイルの繊細な歌声は、徐々に力強さを感じられるようになり、熱を増した最後のサビで最高潮を迎えます。高音域での伸びのあるビブラートとファルセットがとても心地良く、ドラマのシーンに感動をより与えることでしょう。
土台となる淡々としたピアノと感情の起伏が表現されているかのようなストリングスとのバランスが良く、ヤン・ダイルの歌声をより引き立てます。
「Next to you (君と一緒の夜)」は、作詞家ハナと作曲編曲・ピアノの演奏を担当したプロデュースチームのトム&ジェリーによって制作されました。
ヤン・ダイルの楽曲をもっと聞いてみたい方は、[Killing Voice] ヤン・ダイルをご覧下さい。
07. ヨンジェ(GOT7), ソヨン(LABOUM) 「君と (You & I)」
ボーイズグループGOT7のヨンジェとガールズグループLABOUMのソヨンは、共にグループではメインボーカルを担当し、歌唱力の高さが評価されています。
ヨンジェは「ホント無理だから」「だから俺はアンチと結婚した」、ソヨンは「五月の青春」「グッド・キャスティング」など、お互いに多数のドラマOSTにも参加しており、今後もOSTシンガーとしての注目が集まります。
「君と (You & I)」は、晴れた日の清々しさや温かみを感じさせるアコースティックギターの音色が印象的な楽曲です。
ヨンジェの甘い歌声に和み、キャッチフレーズを”寝る前に聴きたくなるヒーリングボイス“としているソヨンの癒やし系ボイスに穏やかな気持ちになります。
2人のデュエットによって、慎重に恋をし始めた主人公2人のトキメキが繊細に表現されています。
「君と (You & I)」の制作は『マイ・ヒーリング・ラブ』などのドラマOSTの楽曲を手掛けた作詞と作曲をこなすキム・ドンジュン、ユ・ミンギュが担当しました。
08. CHEEZE 「月」
CHEEZEはデビュー当時は4人組バンドでしたが、現在はボーカルのダルチョンのソロ・プロジェクトとなっています。
『サイコだけど大丈夫』『スタートアップ: 夢の扉』『先輩、その口紅塗らないで』などドラマOSTで活躍しているCHEEZE。ドラマのシーンとの相性は抜群で、CHEEZEが参加した楽曲は、ハズレ曲は無しと言えます。
ピアノとストリングスを中心とした楽器構成で、CHEEZEのダルチョンの切ない歌声が映える優しい雰囲気のバラードです。
ダルチョン自身がコーラスを担当し、メインのフレーズと重なった時の透き通るような歌声は、心洗われるような感動をもたらします。
曲を通してカーテンのように敷き詰められているストリングスの音色は、主人公2人と心情を表現しているかのように強弱のある動きを見せます。
その音が静まった時に響くダルチョンの歌声には、相手を思う切なさ、愛おしさが含まれており、この曲を感動を味わうためのポイントと言えるでしょう。
この曲のタイトル「月」という言葉は、歌詞に1度も登場していません。
「夜空を見上げた(相手の)顔が 何度も心に浮かぶ」という歌詞にあるように、相手が見上げていたと思われる「月」が心に強く残っているという設定にし、そのようなタイトルになったと推測します。想像力をかき立てられるタイトルと歌詞ですね。
「月」の作詞作曲は、ダルチョンが担当し、さらに様々なOSTの楽曲を手掛けた作曲家한밤(真夜中 / midnight)がストリングスアレンジを担当しました。
09. チョン・ユジ 「Big Change」
チョン・ユジは、2012年にEXIDのメンバーとしてデビューし、数ヶ月で脱退した後、BESTie(ベスティ)のメンバーとして2013年から活動しました。
BESTie解散後、現在は歌手としてドラマOSTの参加やミュージカル女優として活躍の場を広げています。
「Big Change」は、ギターとウクレレの明るい演奏とチョン・ユジの朗らかな歌声に、楽しく前向きな気持ちにさせてくれるような楽曲になっています。
軽快なリズムに”トゥトゥトゥルトゥトゥ”という歌詞のリフレインが印象的で、チョン・ユジの天真爛漫な雰囲気が十二分に表れており、ファンタジーロマンスのシーンにピッタリな曲調と言えるでしょう。
九尾の狐から人間に生まれ変わり、徐々に人間味を増していくシン・ウヨの姿が描かれた歌詞になっています。『キム秘書はいったい、なぜ?』など様々なドラマOSTの楽曲を手掛けた作曲家ムン・ソンナムが制作を作詞作曲、編曲を担当しました。
ドラマ『九尾の狐とキケンな同居』OST まとめ
『九尾の狐とキケンな同居』OST(挿入歌)全9曲を紹介しました。
半数以上の曲がバラードで構成され、バラードを得意とするアーティストが目立っていました。
特にキム・ナヨン、Kassy、ヤン・ダイル、CHEEZEの4人は、ドラマOSTに起用されることも多く、耳にする機会が多いアーティストと言えるでしょう。
また、『九尾の狐とキケンな同居』OSTでオススメしたい楽曲は、以下2曲です。
どらちも曲も切ないシーンに感動を与え、盛り上げ役として印象深く心に残った曲です。
チョン・セウン、ヤン・ダイルどちらも今後ドラマOSTでの活躍を期待しています。
今回もまた素晴らしいOSTに出会えました。
今後もワクワクした韓国ドラマライフを楽しんで行きましょう!