美しすぎるミディアムテンポバラード「To You」でカムバック
MBCのバラエティ番組「遊ぶなら何する?」のプロジェクトWSG WANNABEのユニット”カヤG“が、新曲「To You(結局は君に触れて)」を2023年3月17日にリリースしました。
2022年07月にリリースした前作「あの時あの瞬間あのまま」は美しいメロディのミディアムテンポのバラードでしたが、本作は、それを上回るほどに、美しすぎるメロディでのカムバックとなりました。
4人の美しい歌声に魅了され、聞き終わった後に深い余韻を残す名曲が誕生しました。
イントロ後の1コーラス目は、チョン・ジソのパートからスタート。女優であること忘れてしまうくらいの清純で柔らかな雰囲気の歌声を聞かせてくれます。
続いて、明快で表現豊かなソヨンがBメロを担当、サビへとつなぎ、HYNNとイ・ボラム2人のパワフルな歌声が感動を呼び起こします。
最後のサビでは、HYNNのハイトーンボイスの中をくぐり抜けるようにソヨンが歌い、イ・ボラムとHYNNのハーモニーでクライマックスに達します。そして、最後はしっとりとチョン・ジソが締めくくります。
レコーディングルーム バージョン
「ショー!K-POPの中心」 2023.03.18出演
「M COUNTDOWN」 2023.03.23出演
チョ・ヨンスによるプロデュース
「To You」は、作曲家・プロデューサーであるチョ・ヨンスによって制作されました。
チョ・ヨンスは、2000年代にミディアムテンポのバラードを次々と放ったヒットメーカーで、SG Wannabe、イ・ボラムが所属していたSeeYa、Davichi、ホン・ジニョン、Kassyなど数々のアーティスト楽曲を手掛けてきました。
欧米の楽曲スタイルを取り入れつつも、韓国ポップス特有の歌謡曲らしさを含む作風が特徴的で、そのエッセンスは「To You」にも表れています。昨今流行っているK-POPと言えば、ダンスポップ曲が中心ですが、メロディラインの美しさを重視したチョ・ヨンスの楽曲にも注目してみて下さい。
「遊ぶなら何する?」にチョ・ヨンスが出演したときの放送では、チョ・ヨンスの素晴らしい作曲センスを垣間見ることが出来ます。
K-POP Generationでは、これまでにチョ・ヨンスの楽曲を紹介してきましたが、その中からいくつか紹介します。
WSG WANNABE カヤG メンバー
WSG WANNABEのメンバーは、計12人で、3つのグループ”Gaya-G (カヤG)“、”4FIRE“、”OASISO (オアシソ)“に分かれています。その中でも、今回紹介した“カヤG“のメンバーを紹介します。
- イ・ボラム
女性ボーカルグループSeeYa出身で、抜群の歌唱力を持つカヤGのリーダー - ソヨン
ガールズグループLABOUMのメインボーカル - HYNN(パク・ヘウォン)
パワフルな声量を持つソロシンガー - チョン・ジソ
女優で映画『パラサイト 半地下の家族』(パク・ダヘ役)、ドラマ『IMITATION(イミテーション)』(マハ役) 等に出演。最近は歌手としても活動中
→ マハ「もし私たち二人のうち一人でも」(ドラマ『IMITATION(イミテーション)』OST)
WSG WANNABEのプロジェクトがいつまで続くのかは不明ですが、今後もメンバーの活動にも注目して行きたいと思います!