『ホテルデルーナ(ホテル・デル・ルナ)』OSTまとめ 全13曲を紹介!Punch, テヨン(少女時代), チョンハ等が参加!

目次

ドラマ『ホテルデルーナ(ホテル・デル・ルナ)』OST紹介

ホテルデルーナ(ホテル・デル・ルナ)』は、韓国で2019年7月13日から9月1日まで放送されていたIU、ヨ・ジング主演のドラマです。

日本では、以下の日程で放送されています。

Mnet Japan
2019年12月1日(日) 18:00~19:30 1話先行放送
12月20日(金)放送スタート!

続いて、2021年7月14日からもBS日テレで、放送が開始されます!

BS日テレ
2021年7月14日(水)放送スタート!
(毎週月曜~金曜 11時30分~12時30分 全28話 日本語字幕)

Punch、少女時代テヨン、Red Velvet、チョンハ、ポール・キムなど豪華アーティストが参加している『ホテルデルーナ』OST(挿入歌)の名曲揃い全13曲を紹介していきます!

ドラマ『ホテルデルーナ』概要

あらすじ・キャスト

あらすじ:
1998年のある日、幽霊しか入れないはずのホテルデルーナに、生死をさまよう人間が入ってきてしまう。デルーナの社長であるチャン・マンウォル(IU)はその男を助ける代わりに、男の息子が大人になったらデルーナに引き渡すという条件を提示する。2019年、20歳の誕生日にデルーナへの招待状を受け取ったク・チャンソン(ヨ・ジング)は、20年前マンウォルに命を救われた男の息子だった。デルーナで働くことを決意したク・チャンソンは、マンウォルと共に幽霊のおもてなしをしていくのだが……。

キャスト:
IU、ヨ・ジング、P.O(Block B)、ミナ(gugudan)、シン・ジョングン、ペ・ヘソン ほか

引用: Kstyle

Kstyle
IU&ヨ・ジング共演作!ファンタジーホラーロマンス「ホテルデル―ナ」12月20日(金)Mnetにて日本初放送決... IUとヨ・ジングの豪華共演ドラマ「ホテルデル―ナ(原題)」が12月20日より日本初放送されることが決定した。「プロデューサー」「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~...

映画『サッド・ムービー』に出演していたあの子がヨ・ジングだったのは今知りました・・・汗。成長している姿にも時の流れの速さを感じます。

ホテルデルーナ/ホテル・デル・ルナの表記揺れについて
色々なTVサイト、ニュースサイトでは『ホテル・デル・ルナ』や『ホテルデルーナ』と表記されていますが、スペイン語「hotel del luna‎」の発音が”ホテルデルーナ”に近いため、『ホテルデルーナ』のほうが正式な読み方だと思われます。

予告映像

ドラマ『ホテルデルーナ』OST(劇中歌)リスト

  1. Monday Kiz, Punch(パンチ) 「Another Day」★★★
  2. 10cm 「僕の肩に寄り添って」
  3. テヨン(少女時代) 「あなたという詩」★★★
  4. ヤン・ダイル 「君だけ君だけ君だけ」
  5. Heize 「私の心を見ることができますか」★★
  6. チョンハ 「その終わりにあなた」★★
  7. Gummy 「覚えてください 私のすべての日とあの時を」★
  8. Red Velvet 「どんな星より」
  9. BEN 「私の声が聞こえる」★
  10. ポール・キム 「さよなら」★★★
  11. ソン・ハイェ 「Say Goodbye」★
  12. Punch(パンチ) 「Done For Me」★
  13. テヨン(NCT), Punch(パンチ) 「Love Del Luna」
  14. IU 「ハッピーエンディング」★

★:オススメ曲

ドラマ『ホテルデルーナ』OST(劇中歌)紹介

01. Monday Kiz, Punch(パンチ) 「Another Day」

女性歌手PunchMonday Kizのボーカルイ・ジンソンによる叙情的なメロディが印象的なデュエット曲です。
ドラマOSTには欠かすことのできないPunchとイ・ジンソンの哀愁感のある歌声に心を惹かれることは間違いないでしょう!

以前、この曲について詳しく紹介した記事がありますので、以下のページをご覧下さい。

https://kpop.musicagatto.com/woman/monday-kiz-punch-another-day-hotel-del-luna-ost

02. 10cm 「僕の肩に寄り添って」

ドラマ『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』OSTでは、アコースティックで清々しい「私の目にだけ見える」を聴かせてくれた10cm(シプセンチ) 。
今回の曲は、アコースティックな雰囲気であるものの、叙情的なメロディで切ない曲となっています。

この曲は、作曲家イ・スンジュ(『トッケビ』OSTのチャンヨル(EXO)&Punch「Stay With Me」やCRUSH「Beautiful」等を制作)やPunchの「この夜の終わり」等手掛けたチェ・インファンが制作を担当しています。

また、10cmはもともとクォン・ジョンヨルとユン・チョルジョンのデュオでしたが、2017年7月にユン・チョルジョンが脱退し、現在はクォン・ジョンヨル一人で活動しています。

03. テヨン(少女時代) 「あなたという詩」

温かみがあり穏やかなピアノのフレーズが印象的なバラードです。
テヨン特有の切ない感情が伝わってくるような歌声、そして心地良く響くファルセットが美しく、優美な雰囲気が感じられます。

何とこの曲、リリースした今年7月にOST曲では稀である9つの音楽配信サイトのチャート1位を獲得したようです。
OSTの妖精”という呼び名にふさわしいテヨンの歌唱力の高さを改めて感じますね。
この曲は、ヒットメーカーの作曲家minGtionによる制作です。

04. ヤン・ダイル 「君だけ君だけ君だけ」

アコースティックギターのアルペジオが印象的です。ヤン・ダイルの訴えかけるような歌声が優しく寂しく伝わってくる、愛する人への気持ちを歌った温かみのあるバラードです。
様々なドラマOSTで曲を手掛けている作曲家キム・セジンによる制作です。

05. Heize 「私の心を見ることができますか」

ラッパーであり、バラードも歌いこなすHeize(ヘイズ)。
淡々と歌っているように聞こえるものの、切なさを感じるHeizeの歌声は、不思議と何度も聴きたくなります
1コーラス目、歌詞の切れ目の張り詰めたような静寂が心地良く、その後、感情の移り変わりを表現しているかのようなストリングスの音色が美しい。
切ないメロディですが、和みも与えてくれる曲です。
チェ・インファン、イ・スンジュによる制作。

06. チョンハ 「その終わりにあなた」

チョンハの特徴でもある高音域の伸びのある歌声と対比し、Aメロで部分的に存在する低音域がとてもたまらなく心地良いです。運命的な愛を感じている女性の心情が表現されている曲です。

この曲は、1曲目の「Another Day」(Monday Kiz, Punch)と同じく、女性作曲家Noheul(ノウル)とA10tionによる制作となっています。

07. Gummy 「覚えてください 私のすべての日とあの時を」

OSTの女王Gummyが放つ極上のバラード。
温かみのあるアコースティックギターと優美なストリングス、Gummyの優しく包み込むような歌声に一気にドラマの世界に引き込まれます
また、曲の後半の盛り上がり部分での泣きのエレキギターが感動を誘います。

11/30に開催された「2019 Melon Music Awards(MMA 2019)」において、Gummyはこの曲で”ベストOST賞”を受賞しました。
Gummyは

「今年1年、とてもよいOSTの数々が多かったですが、大きな賞をいただきありがとうございます。特に今回のドラマはとても大切にしている後輩のIUが主演しているために、個人的にとても意味がありました。皆さんが呼んでくださる“OSTの女王”という代名詞に恥じぬよう、よい音楽をお聞かせするために努力いたします。ファンの皆さんありがとう」

とコメントしました。

この曲は、”OST職人“ことRocoberry(ロコベリー)による作曲です。

08. Red Velvet 「どんな星より」

これまでRed Velvetのメンバー個々でのOST参加はありましたが、グループとしての参加はこの曲が初となります。
バラード曲を期待してしまいましたが、Red Velvetのカラーを壊さず、晴れた日の清々しさが感じられるミディアムテンポのポップスとなっています。

このOSTの中では一番明るめの曲となっていて、全曲通して聴くとある意味、この曲だけが浮いている気がしますが、ドラマのシーンによっては、こういう明るく和やかな雰囲気の曲も必要だと思いました。

09. BEN 「私の声が聞こえる」

この曲は、今年の8/12付けのMnet、GENIE、NAVER MUSICなどの韓国国内の音源チャートで1位を獲得しました。
バラード歌手として、さらに実力を付けてきたBENの感情表現豊かな歌唱力に注目です。
Aメロの温かみと切なさが混じったような空気感が好きです

ここ最近の作曲家の中で、バラードを作らせたら右に出るものはいないと思える程、素晴らしい楽曲を量産できる”OST職人”ことRocoberry(ロコベリー)による作曲です。

10. ポール・キム 「さよなら」

男性バラード歌手の中で、”オススメの歌手を教えて”と聞かれたら、間違いなく”ポール・キム”をお勧めします。
ポール・キムは、2014年にデビューしたシンガーソングライターです。ポール・キムのことをもっと知りたい方は下記の記事をご覧下さい。

https://kpop.musicagatto.com/woman/ali-paul-kim-for-less-than-a-month

「さよなら」は、ポール・キムの温かみのある歌声が、心にダイレクトに伝わってくるかのような切ないメロディの曲になっています。
繊細なピアノとアコースティックギターによる伴奏で淡々としたアレンジになっていますが、だからこそ歌声が映えて、ポール・キムが作り出す叙情的な雰囲気が形作られている気がします。
この曲は、大活躍のRocoberry(ロコベリー)とポール・キムの共同制作で、Rocoberryのこれまでの曲の中でも、さらに完成度の高い作品となっている気がします。Rocoberry作品にハズレは無しと断言出来ます!

11. ソン・ハイェ 「Say Goodbye」

K-POPハラードの王道メロディと言える切ないメロディに、泣きのギター。
涙無しでは聞けないソン・ハイェのバラードです。
ソン・ハイェの特徴でもある、悲しみの裏にある温かみが感じられるところが聞きどころです。

バラード歌手として今後も素晴らしい曲を期待してしまいます。
ソン・ハイェがこの曲を歌っている映像もあります。ご覧になりたい方はこちら

この曲は、イ・スンジュとロコベリーのアン・ヨンミンが作曲。
そして、ロコベリーの二人が、ピアノ(アン・ヨンミン)とベース(ロコ)を弾いています。

12. Punch(パンチ) 「Done For Me」

イントロのピアノが神聖な雰囲気で、幻想的な世界を頭に思い浮かべます。さらに重厚なストリングスが、威厳のある壮大な空気感を作り出しています。
全体的に叙情的な装いのアレンジであるものの、1曲目の「Another Day」とは異なるPunchの悲壮感を感じる歌声が際立っています。

Aメロの呟くようなラップが意外とよく似合い、バラードのようなスローテンポでの”ラップ”も斬新です。
イ・スンジュによる制作。

13. テヨン(NCT), Punch(パンチ) 「Love Del Luna」

NCTのラッパーであるテヨンと本OST3回目の登場となるPunchのコラボ曲です。
このOSTの中では、Red Velvetの「どんな星より」の次に明るさが感じられる曲となっています。

Punchが歌っている他の2曲と比べて、Punchの声質はそれほど大きく変わっていないにもかかわらず、曲調に合った絶妙な歌い回しで異なる印象を与えているところが素晴らしいです。
OSTバラードシンガーとしてふさわしい歌手だと思います。

A10tionによる制作。

14. IU 「ハッピーエンディング」

この曲は、IUが『ホテルデルーナ』最終話の台本を見て、エンディングシーンだけのために自発的に作ったとのこと。
音源としてのリリースは無く、ドラマでの感動的なシーンに合わせるために作られた曲となっています。

ただただIUの優しく柔らかな歌声に癒されるばかりです

作曲はキム・ジェフィ、作詞はIUが担当しています。

ドラマ『ホテルデルーナ』OST(劇中歌) まとめ

『ホテルデルーナ』OSTは、素晴らしい曲ばかりが揃っています。
特にOSTの作曲家の力が大きく、

  • Noheul(ノウル)
    「Another Day」「その終わりにあなた」
  • Rocoberry(ロコベリー)
    「覚えてください 私のすべての日とあの時を」「私の声が聞こえる」「さよなら」
  • minGtion
    「あなたという詩」

など、ヒットメーカーが名を連ねています。

注目の女性歌手Punchが3曲を歌っており、OSTシンガーとして期待されていることがうかがえます。叙情的なメロディにぴったりと合う歌声が重宝されるのだと思います。

その他にも、人気歌手チョンハや人気ガールズグループRed Velvet、そして実力派のテヨン(少女時代)、GummyBENポール・キムなど豪華な顔ぶれが参加している史上最高のOSTになっています。

バラードが多いOSTなので、感動的なシーンで起用されることが多く、この曲を聞くとあのシーンを思い出すということがきっとあることでしょう!

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この記事を書いた人

K-POP歴22年。
時代の流れに流されず、常に良い音楽を探して、聞き続けています。
横浜市在住/職業: Web制作会社のエンジニア/趣味: コーディング・プログラミング、作曲、書店巡り・読書、映画鑑賞、韓国料理など辛いもの好き。

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