ドラマ『カーテンコール』OST(挿入歌)全10曲を紹介!
『カーテンコール』(原題: 커튼콜)は、2022年10月31日〜2022年12月27日まで、KBSで放送されたカン・ハヌル、ハ・ジウォン主演のドラマです。
日本ではAmazon Prime Videoで見ることができます。
『カーテンコール』のOSTには、ペク・チヨン、キム・ナヨン、ソン・シギョンなど実力派アーティストが参加しています。
それでは、『カーテンコール』OST(挿入歌)全10曲を紹介していきます!
ドラマ『カーテンコール』概要
見どころ・キャスト
見どころ:
韓国ドラマ「カーテンコール」は、余命いくばくもない祖母の願いをかなえるため、前代未聞の特命を受けた男の史上最大詐欺劇に絡んだ人たちを描いた作品。キャスト:
引用: WoW!Korea https://www.wowkorea.jp/profile/201174.html
カン・ハヌル、ハ・ジウォン、コ・ドゥシム、クォン・サンウ、ソン・ドンイル
予告映像
ドラマ『カーテンコール』OST(挿入歌)リスト
- ペク・チヨン 「Waiting For You(来ない人よ)」
- スミ・ジョー(チョ・スミ) 「Dandelion(タンポポよ)」
- ソン・ユビン 「そう、愛だよ (Oh, It’s Love)」
- キム・ナヨン 「You Are The Sea(君は海)」
- ソン・シギョン 「For A Long Time(長い間)」
- Onestar(イム・ハンビョル)「Love Alone(愛してはいけない人)」
- イ・スヒョン 「Stand By Your Side」
- Nautilus(ノーチラス) 「Love is(愛というのは)」
- ハン・スンユン 「愛が咲く(Love Is Blooming)」
- チョン・ジソ 「私たちは(We Were)Feat. ハリム」
ドラマ『カーテンコール』OST(挿入歌)紹介
01. ペク・チヨン 「Waiting For You(来ない人よ)」
“OSTの女王“と呼ばれるペク・チヨン。ドラマの映像と歌声が混ざった時の相乗効果が半端なく、その歌声は、リスナーを一瞬にしてドラマの世界に引き込みます。
ハ・ジウォンが出演した「シークレットガーデン」「ファン・ジニ」に続き「カーテンコール」のOSTを通じて3度目の共演(参加)となったペク・チヨン。
序盤はしっとりとピアノの伴奏で始まり、ペク・チヨンの感情が高まっていくにつれて、徐々にストリングスやギターの音色も厚みを増していき、極上の感動を味わうことが出来るバラードです。
ペク・チヨンの特徴とも言える、 感情の起伏に応じて変化を与えているビブラートは、まさに弦楽器であるかのように繊細で伸びがあります。この歌声によってドラマのシーンの没入度を高めることは間違いないでしょう。
この曲は、ヒットメーカーである作曲家キム・セジンが手掛け、弦楽器演奏チーム「ユングストリング」が、ストリングスの演奏を担当しています。
ペク・チヨンのレコーディング風景が収められたBEHINDもご覧下さい。
ペク・チヨンの楽曲をもっと聞いてみたい方は、[Killing Voice] ペク・チヨンをご覧下さい。
02. スミ・ジョー(チョ・スミ) 「Dandelion(タンポポよ)」
世界的なソプラノ歌手スミ・ジョー。 ドラマ『シーシュポス:the myth』などのOSTに参加し、壮大な世界観をイメージさせてくれる歌唱力に圧倒されることでしょう。
スミ・ジョーのソプラノが美しく響き渡り、壮大な世界観が感じられる楽曲です。
叙情的で東洋の雰囲気を感じるメロディから、一般的なOST楽曲とは違った深みを感じ取ることが出来ます。コ・ドゥシム演じるチャ・グムスンの、北朝鮮にいる家族を懐かしむ気持ちが表現された歌詞になっています。
この曲は、TWICE、リョウク(SUPER JUNIOR)や宇宙少女などのアーティストへの楽曲や、様々なドラマのOSTを手がけた女性作曲家”赤毛のアン(パク・ウンジュ)“が作詞・作曲を担当しました。
03. ソン・ユビン 「そう、愛だよ (Oh, It’s Love)」
ソン・ユビンはMnet「SUPER STAR K6」の出身で、ペク・チヨンとのデュエット曲「夜明けの並木路」でデビューした実力派歌手です。『キム秘書はいったい、なぜ?』『ペガサスマーケット』など多数のドラマOSTに参加し、幅広い音楽性を披露しています。
アコースティックギターの柔らかなアルペジオから始まるイントロは、ふんわりと空間に広がるように響き渡り、続くソン・ユビンのの歌声が、リスナーの耳をやさしく包み込んでくれます。
楽曲全体は明るく軽やかなトーンで進行していきますが、その中にほんのりとした甘さや切なさがにじみ出ており、まるで初恋のようなピュアな感情を呼び起こします。まさにロマンスな雰囲気のシーンにぴったりな1曲です。
歌詞には、「僕たちがまた会う日、指折り数えてみる」「君のことばかり考えてるよ」といった、くすぐったくもときめくような表現が散りばめられており、”これは恋だ…”という実感をもたらします。
この曲は、作曲家キム・セジンと様々なOSTの楽曲を手掛けた真夜中(midnight)が制作を担当しました。
シンプルなアコースティック編成だからこそ、歌い手の表現力が問われる楽曲ですが、ソン・ユビンはその静かな空間を丁寧に染め上げるような歌唱で心に深く響く余韻を残します。
ソン・ユビンのLIVE CLIPもご覧下さい。
04. キム・ナヨン 「You Are The Sea(君は海)」
失恋ソングの女王と呼ばれるバラード歌手キム・ナヨン。
『ザ・キング:永遠の君主』『それでも僕らは走り続ける』『ブラームスが好きですか?』『九尾の狐とキケンな同居』等、ヒット作品のOSTに参加し、次世代OSTクイーンと呼ばれる程、歌唱力が評価されています。
海辺の片隅にひっそりと佇む孤独な岩。
動くことのできないその姿は、寄せては返す波は、そっと触れながらも、少しずつ遠ざかっていく。
キム・ナヨンの歌声は、まるで“静かな波の音”のように心に響き、「届きそうで届かない」そんな痛みを抱えた記憶をやさしく包み込むように歌っています。
囁くように始まる冒頭から、物語が進むにつれて感情が少しずつ高まり、やがて訴えかけるような力強い歌声へと変わっていきます。静けさの中に確かな温度を感じる、キム・ナヨンらしい情感豊かな一曲です。
この曲は、音楽出版社「クレフカンパニー」のモクシュラ(모쿠슈라)が作詞、作曲・編曲全てを担当しました。
キム・ナヨンのレコーディング風景が収められたBEHINDもご覧下さい。
キム・ナヨンの楽曲をもっと聞いてみたい方は、[Killing Voice] キム・ナヨンをご覧下さい。
05. ソン・シギョン 「For A Long Time(長い間)」
ソン・シギョンは、韓国を代表する男性バラード歌手です。”耳膜彼氏“、”バラードの貴公子“、”バラードの皇帝“という愛称でも知られ、その甘く深みのある歌声で多くのリスナーから支持を得ています。
多数の人気ドラマOSTにも参加しており、『雲が描いた月明かり』『青い海の伝説』『王になった男』などがあります。
クラシックギターの音色からイントロが始まり、そこにストリングスが優しく重なってゆく構成は、まるで物語を読んでいるかのような懐かしさが感じられます。
ソン・シギョンの甘く柔らかな歌声は、切なさを帯び、クライマックスに向かうにつれ感情が積み重なり、まるでドラマのワンシーンを体験できるような没入感を与えてくれます。
歌詞は「過ぎ去った縁への謝罪と後悔」をつづりながら、「温かい思い出で埋め尽くして、新しい愛を見つけたい」という前向きな気持ちが描かれています。
この曲は、GFRIEND、Rocket Punchなどの数々のアーティストの楽曲を手掛けた制作チーム「13」のMegatone、Scoreが制作を担当しました。
ソン・シギョンの楽曲をもっと聞いてみたい方は、[Killing Voice] ソン・シギョンをご覧下さい。
06. Onestar(イム・ハンビョル)「Love Alone(愛してはいけない人)」
イム・ハンビョルは、2008年、アイドルグループ「A’st1」のメンバーとしてデビュー。
その後「Monday Kiz」のメンバーを経て、現在は、ホ・ガク、シン・ヨンジェとのプロジェクト、「H.Y.B. Project」に参加し、実力派シンガーソングライターとして活躍しています。
最近ではSBSの番組『ザ・リッスン:私たちが愛した声』を通じて、繊細かつ圧倒的な歌唱力を披露し、バラード歌手としての地位を確固たるものにしています。
愛したいのに、愛せない。そんな矛盾した状況の中で、気持ちを告げられない登場人物たちの心情を描いたバラードです。「愛している」という言葉を胸に押し込めたまま終わってしまう、切なくい愛の形が歌い上げられています。
叙情的なメロディに、イム・ハンビョルの哀しみを帯びた豊かな歌声が重なり、ドラマの物語性を一層深く味わわせてくれます。彼ならではの情緒が滲むバラードとして、また一つ心に残る名曲が生まれたと言えるでしょう。サビの高まりでは、抑えてきた気持ちがあふれ出すようで、胸の奥にグッと響きます。
この曲の作曲は、ホ・ガクやチェ・ユリの楽曲、そしてドラマ『家いっぱいの愛』『マウス』など数々のOSTを制作してきた実力派チームbigguyrobinが担当しました。
Onestar(イム・ハンビョル)のレコーディング風景が収められたBEHINDもご覧下さい。
07. イ・スヒョン 「Stand By Your Side」
兄妹デュオAKMUのメンバーとして 2014年にデビューしたイ・スヒョン。
2020年にはデジタルシングル 「ALIEN」 をリリースし、ソロアーティストとしての活動も本格化。
さらに、ラジオDJや音楽番組の審査員など、多彩な分野で才能を発揮し、幅広い活躍を続けています。
ドラマOSTでは、「ミスター・サンシャイン」「サイコだけど大丈夫」「都会の男女の恋愛法」などの話題作に参加しています。
スローテンポでゆったりと進むピアノとストリングスが、曲全体に穏やかで落ち着いた空気をもたらしています。弦楽アレンジを担当した演奏チーム 「ユンストリング」 によるサウンドは、ドラマチックでありながら決して過剰にはならず、そっと包み込むような温かさが感じられます。
イ・スヒョンの清らかで澄みきった歌声は、この曲が描く「切なさ」と「愛おしさ」をより深く際立たせています。大切な人のそばに静かに寄り添い、そっと語りかけるような優しさがあり、リスナーの感情に静かに染み込んでいきます。
作曲・編曲は、数々のヒット曲を生み出してきたキム・セジンとホ・ソンジンが担当。
イ・スヒョンのボーカルを際立つよう、ピアノ(キム・セジン)とベース(ホ・ソンジン)の演奏が楽曲の土台を支え、シンプルでありながら余韻の深い一曲に仕上がっています。
イ・スヒョン(AKMU)の楽曲をもっと聞いてみたい方は、[Killing Voice] AKMUをご覧下さい。
08. Nautilus(ノーチラス) 「Love is(愛というのは)」
Nautilus(ノーチラス)は、2018年にデビューした男性シンガーで、デビュー当初から国内を代表する作曲家や実力派ミュージシャンと共演し、繊細な歌声でリスナーの心をつかんできました。
ドラマ『風と雲と雨』『結婚作詞 離婚作曲2』等のOSTに参加し、優れた歌唱力で制作会社から多くのラブコールを受けています。
愛に伴う痛みと、愛する人を思い出す切なさを描いたバラードです。
Nautilusの哀愁を帯びたボーカルに、感情豊かなピアノとダイナミックなオーケストラが寄り添い、ドラマの世界観への没入感を一段と深めています。
この楽曲は、Nautilus本人がプロデューサーの”ニューヨークキング“とともに作詞・作曲に参加し、アーティストとしての情熱が色濃く反映された一曲です。
さらに、Lyn、Noel、ホ・ガクなど多くの実力派アーティストを手掛けてきたチェ・サンオンとキム・ホンジュンが編曲を担当し、作品に深みを加えています。
Nautilusは、「今年最大の期待作である『カーテンコール』OSTに参加でき、とても光栄です。視聴者の皆さんがドラマにより没入できるよう、心を込めて準備しました」と語っています。
09. ハン・スンユン 「愛が咲く(Love Is Blooming)」
ハン・スンユンは、人気オーディション番組「シングアゲイン」シーズン1に「17号歌手」として出演し注目を集めました。
2022年2月にはミニアルバム『Lovender』をリリース。さまざまなジャンルに挑戦し、自らアルバム全体のプロデュースにも携わるなど、”歌うだけでなく創る”アーティストとしての側面も見せています。
これまでにドラマ『結婚白書』『社内お見合い』などのOSTに参加しています。
やわらかなアコースティックサウンドで”恋が芽生える瞬間”のときめきを優しく描いた楽曲です。
打楽器とアコースティックギターを中心としたミニマルなアレンジが、感情の繊細な揺らぎを自然に引き立てています。余計な装飾を排したサウンドの中で、ハン・スンユンの甘く温かな歌声が心地よく響き、穏やかな幸福感をもたらしています。
シンガーソングライターとしての力量を感じさせる彼のボーカルは、言葉を超えて、感情の深みを繊細に描いており、ドラマのロマンチックな空気と見事に溶け合っています。
この楽曲の制作には、6人組ボーイズグループのOnlyOneOfのメンバーであるナインとプロデューサーNap!erが参加しています。音の余白を生かした構成で、初恋のような純粋さと、包み込むような愛の深みが感じられます。
ハン・スンユンが持つ表現力の豊かさと、作品と心を通わせるような、真っ直ぐな表現が際立つ一曲です。
ハン・スンユンのLIVE CLIPもご覧下さい。
10. チョン・ジソ 「私たちは(We Were)Feat. ハリム」
本ドラマに出演した女優チョン・ジソが、歌手としてOSTに参加。
2012年のドラマ『メイクイーン』でデビューし、その後、映画「パラサイト 半地下の家族」やドラマ「謗法〜運命を変える方法〜」など数々の話題作に出演し、幅広い役柄で魅了してきました。
最近では、MBCのバラエティ番組「撮るなら何する?」のプロジェクトグループ「WSG WANNABE」のメンバーとしても活躍し、その優れた歌唱力で音源チャート1位を獲得するなど、大きな注目を集めています。
この曲は、AKMUのイ・チャンヒョクがデビュー35周年を迎えた大御所シンガー イ・スンチョルへ提供した名曲「私たちは(Prod. by イ・チャンヒョク of AKMU)」を、新たにリメイクした作品です。
失われた愛、交わせなかった約束、そして忘れようとしても消えない”かつての二人”への想いを描いた、胸に深く染み入るバラードです。
原曲が持つ深い別れの情感に、チョン・ジソならではの心に触れるような歌声と繊細な感情表現が重ねられています。息づかいが伝わるほど自然体のボーカルは、ドラマが描く「別れ」「記憶」「愛」というテーマと呼応し、リスナーの心に静かに寄り添います。
さらに、歌手ハリムが奏でるオカリナの音色が、もの悲しさと透明感を帯びながら曲全体に溶け込み、チョン・ジソの歌声の余白を柔らかく満たしていきます。その慎ましくも美しい響きは、まるで時間がゆるやかに流れていくような余韻を残し、楽曲の切なさをより際立たせています。
編曲はキム・セジンと真夜中(Midnight)が担当。ストリングスとピアノを軸にした緻密なアレンジが、徐々にドラマチックに高まっていく流れを見事に描き出しています。
チョン・ジソのレコーディング風景が収められたBEHINDもご覧下さい。



