ドラマ『この恋は不可抗力』OST(挿入歌)全9曲を紹介!
『この恋は不可抗力』(原題:이 연애는 불가항력)は、韓国のJTBで2023年8月23日 〜 2023年10月12日まで放送されたロウン(SF9)、チョ・ボア主演のドラマです。
日本ではNetflixで見ることが出来ます。
『この恋は不可抗力』のOSTには、パク・ウォン、フン・ジョンヤン、ジェマン(JAEMAN)、 チョン・ヒョビン、ソギ、ノウル、リン(LYn) 、ボラミユが参加し、音楽監督は、『君も人間か?(Are You Human?)』『ザ・キング:永遠の君主』 等のドラマOSTを手掛けてきたヒットメーカーである作曲家アリが担当しています。
それでは、『この恋は不可抗力』OST全9曲を紹介していきます!
ドラマ『この恋は不可抗力』概要
見どころ・キャスト
見どころ:
韓国ドラマ「この恋は不可抗力」は、300年前に封印された禁断の書を手にした公務員とその禁断の書の犠牲になった弁護士の不可抗力ロマンス。キャスト:
WoW!Korea: https://www.wowkorea.jp/profile/video/4538.html
ロウン(SF9)、チョ・ボア、ハ・ジュン、ユラ(Girl’s Day)、イ・ピルモ、チョン・ヘヨン
予告映像
ドラマ『この恋は不可抗力』OST(挿入歌)リスト
ドラマ『この恋は不可抗力』OST(挿入歌)紹介
01. パク・ウォン 「It’s You」
男性デュオ「One more Chance」として2010年にデビューし、2015年に解散した後、同年に『Like A Wonder』でソロデビューしたパク・ウォン。
温かみのある甘い歌声が特徴で、『ミスターサンシャイン』『サイコだけど大丈夫』『シーシュポス: The Myth』等のドラマOSTでも感動を与えています。
イントロやアウトロの夢幻的なピアノのフレーズが、この楽曲の世界観を形作っています。
心に直接響くようなパク・ウォンの優しく甘美な歌声が印象的で、曲前半では重みのある低音域、サビでは伸びのある高音域を味わうことが出来ます。
運命的に導かれたイ・ホンジョ (チョ・ボア)とシンユ (ロウン)の心情が描かれた歌詞で、聞き終わった後の余韻が心を穏やかにしてくれます。
この曲の制作は、「Sweet Home」「智異山」「悪の心を読む者たち」等の様々なヒットドラマのOSTを手掛けたイ・ジュンファが担当しました。
02. フン・ジョンヤン 「僕でいられるように」
シンガー、YouTuberとして活動する傍ら、バンドHieutのボーカルとして活動し、その後2023年3月に「あなたは春、私の春」でソロ活動を開始したフン・ジョンヤン。今回がドラマOSTの初参加となります。
温かみのあるアコースティックギターとフン・ジョンヤンの柔らかく耳当たりの良い歌声が調和し、穏やかな雰囲気に包まれた楽曲です。ファルセットも心地良く、春の季節を連想させるような清々しさが感じられます。
イ・ホンジョ (チョ・ボア)が片思いするクォン・ジェギョン (ソン・ハジュン)と出会うシーンに挿入され、ときめきの心情が表現されています。
この曲は、『君も人間か?(Are You Human?)』『ザ・キング:永遠の君主』 等のドラマOSTを手掛けた音楽監督アリと「椿の花咲く頃」、「夫婦の世界」等ヒットドラマOSTを手掛けた作曲家のハンバム(midnight)が、共同で制作を担当しました。
コーラスには、フン・ジョンヤン自身とハンバムが参加し、曲の盛り上がりに彩りを与えています。
03. ジェマン(JAEMAN) 「I’ll Hold You Tight」
ボーカルグループUrban Zakapa(アーバン・ジャカパ)の元メンバーで、シンガーソングライターとして活動しているジェマン。
自身の曲だけではなく、ポール・キム、イ・ハイ、BTS、10cm、キム・ヨヌ等の様々な歌手の楽曲制作に参加し、多彩に活動しています。歌手としてドラマOSTに参加するのは、『青春越壁』に続き、2回目となります。
感傷的なピアノのメロディとジェマンの透き通るような優しい歌声が、心に安らぎを与えてくれます。
誠実に相手を思う心情が表れている”君のそばで僕が君を守る”、”僕に頼ればいい”という歌詞が、切なさを高め、ドラマへの没入感を高めています。
この曲は、1曲目のパク・ウォン 「It’s You」と同じく作曲家イ・ジュンファが制作し、ピアノ・ドラム演奏まで担当しています。
04. チョン・ヒョビン 「私に染まる」
2019年「初めてだから」でデビュー以後、自身の楽曲をリリースする傍ら、名曲「一人ではない私」などのリメイク音源をリリースし、多才多能に歌声を披露しているチョン・ヒョビン。
『それでも僕らは走り続ける』『ホンチョンギ』等のドラマOSTに参加し、バラードを得意としていることから、”次世代バラードの女神“とも呼ばれています。
チョン・ヒョビンの繊細で清らかな歌声が、おぼろげで温かみのある世界を創り出しています。
導入部の落ち着いた雰囲気から、後半部に行く程に深まっていくストリングスの音色と共に、歌声に熱が帯びていきます。
運命に引き寄せられて、不可抗力的に惹かれ合っていくイ・ホンジョ (チョ・ボア)とシンユ (ロウン)の様子を描いた歌詞が、リスナーの心に深い響きをもたらします。
この曲は、イ・ムジン、M.C the MAX、Davichi、シン・ヨンジェ等のアーティストに楽曲提供してきた作曲家チェ・ハンソル、パク・ソンヒョ、ムン・ジョンウクの3人によって制作されました。
05. ソギ 「Destiny」
オーディション番組「シングアゲイン2」で64号歌手として出演し、多くのリスナーの耳を虜にして話題を集めた女性歌手ソギ。アーティスト名の「ソギ」(서기) は、”常に音楽を通じて大衆の前に立つ”という意味が込められています。本作がドラマOSTの初参加となります。
イントロやサビで流れるピアノの印象的なリフが強く耳に残ります。心地良いビートに乗せた切ないメロディとソギの澄んだ歌声が調和し、ドラマの世界へと引き込みます。
1曲目「It’s You」、3曲目「I’ll Hold You Tight」の夢幻的な雰囲気を継承しつつ、イ・ホンジョ (チョ・ボア)とシンユ (ロウン)の運命的な物語をよりドラマティックに表現された楽曲です。
この曲は、『キング・ザ・ランド』『愛だと言って』『彼女のバケットリスト』等の様々なドラマOSTを手掛けた作曲チームLucky Cloverが、作詞・作曲・編曲すべての制作を担当しました。
06. ノウル 「その人が君だ」
ノウル(夕焼け)は、男性4人のボーカルグループで、2002年12月に、パク・ジニョン[現JYP代表]が作詞作曲した 「捕まえても」でデビュー。
最近ではドラマ『アリス』(「覚えています」)、ウェブトゥーン『イドゥナ!』(「時計」) 等のOSTに参加しています。
美しいピアノのメロディに弦楽器演奏チーム「ユンストリング」による美しく高揚感のあるストリングスの演奏、そしてノウルの温かみのある繊細なボーカルが加わり、ドラマティックなムードが溢れた楽曲となっています。
抵抗できない運命に導かれた縁、その中でお互いに向けた心情が描かれた歌詞が、二人の切ない物語に深みを与えています。聞き終わった後の余韻と没入感を味わってみてください。
この曲は、音楽監督アリとヒットメーカーである作曲家キム・セジンが、制作を担当しました。
07. リン(LYn) 「I’ll Always Be with You」
リスナーをドラマのシーンに引き込んでしまう圧倒的な歌唱力で、”OSTクイーン”と呼ばれることも多いリン(LYn)。
『青い海の伝説』『九尾狐伝』 『恋慕』等数々のドラマOSTに参加しています。
ロウンが出演した『恋慕』のメインテーマとも言える「One and Only (分かっています)」では、寸分の狂いもなく感動的シーンとマッチし、ドラマファンを魅了しました。
冒頭の切ないピアノのフレーズから、息使いが伝わってくるようなAメロ、そしてサビに入った瞬間、ドラマの世界観が広がっていくようなスケールの大きさを感じる楽曲です。ドラマティックな展開が素晴らしく何度もリピートしてしまうような不思議な魅力があります。
繊細で哀愁を帯びたリンの歌声は神秘的で、感動的なシーンとリンクしたときには、心が震えるほどの感動を得ることでしょう。
『恋慕』でも運命的なロマンスを演じたロウンとテーマ曲を歌ったリンの感性が、この楽曲で再び集い、2人の相性は抜群であると改めて感じ取ることが出来ました。
この曲は、2曲目「僕でいられるように」と同じく音楽監督アリと作曲家ハンバム(midnight)が共同で制作を担当しました。
リン(LYn)の楽曲をもっと聞いてみたい方は、[Killing Voice] LYnをご覧下さい。
08. ボラミユ 「びっくり!」
2017年7月からYouTube (보라미유 Boramiyu)で楽曲カバー動画を披露し、2018年に歌手デビューしたボラミユ(Boramiyu)。ドラマOSTの参加は『第3の魅力』(2018年)に始まり、『恋の始まりは出馬から!?~すべき就職はしないで出師表~』『ドドソソララソ』『田舎街ダイアリーズ』等、自身の楽曲と平行して勢力的に活動しています。
本OSTの中で一番明るい雰囲気の楽曲で、可愛らしいボラミユの歌声が、ほんわかとした気持ちにさせてくれます。
イ・ホンジョ (チョ・ボア)とシンユ (ロウン)2人のときめきムードを倍増させるようなドキドキ感が描かれた歌詞になっています。
この曲は、音楽監督アリと 「It’s You」(1曲目)、「I’ll Hold You Tight」(3曲目)を手掛けた作曲家イ・ジュンファが制作を担当しました。
09. リン(LYn) 「私たちはお互いに愛し合って」
「I’ll Always Be with You」に続き、リン(LYn)が2曲目を披露しています。
美しいピアノの伴奏と後半に進むにつれ、盛り上がりを見せる華やかなストリングスサウンドが、ドラマに彩りを与えています。
リン(LYn)の伸びのあるビブラートが心地良く、特に最後のサビで最高潮に盛り上がる部分が感動的で、OSTクイーンとしての底力を感じさせてくれる楽曲です。
シンユ (ロウン)とイ・ホンジョ (チョ・ボア)が、お互いを愛情深い視線で見つめるシーンで、ロマンチックなムードを一層引き立てていました。
この曲は、6曲目「その人が君だ」と同じく、音楽監督アリとヒットメーカーである作曲家キム・セジンが、制作を担当しました。
ドラマ『この恋は不可抗力』OST(挿入歌)まとめ
ドラマ『この恋は不可抗力』OST(挿入歌)全9曲を紹介しました。
『この恋は不可抗力』OSTは、『君も人間か?(Are You Human?)』『ザ・キング:永遠の君主』 等のドラマOSTを手掛けた作曲家アリが音楽監督を担当しました。
チョン・ヒョビン、ソギ、ボラミユの若手歌手だけでなく、パク・ウォン、ジェマン、リンなど中堅・ベテラン歌手まで、バランスよく起用されていました。
特に、ロウンが出演していた『恋慕』でもOSTを歌っていたリンとの相性は良く、このドラマでも感動的なシーンを飾っていました。
全曲入りの動画もあるので、9曲通してドラマのシーンを思い返しながら聞いてみて下さい!