ドラマ『だから俺はアンチと結婚した』OST(挿入歌)を紹介!
『だから俺はアンチと結婚した』(原題:그래서 나는 안티팬과 결혼했다)は、2021年4月30日からNEVER TVで放送された、チェ・テジュン、スヨン(少女時代)、チャンソン(2PM)主演のドラマです。
Amazon Prime Videoで2021年4月30日より、世界同時配信となっています。
それでは、『だから俺はアンチと結婚した』のOST(挿入歌)全10曲を紹介していきます!
ドラマ『だから俺はアンチと結婚した』概要
見どころ・キャスト
見どころ:
Kstyle; https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2168766
人気のマンガを日本でも人気のイケメン俳優チェ・テジュンと少女時代のスヨンのW主演によりドラマ化した本作! スヨン扮するイ・グニョンがある日のトラブルをきっかけに、チェ・テジュン扮するK-POPスターフジュンのアンチに。さらに、突然舞い込んだ「大スターとアンチが24時間同棲する」というテレビのバラエティ番組の企画から、ふたりはスリリングな日常を送ることに……!?
キャスト:
チェ・テジュン、スヨン(少女時代)、ファン・チャンソン(2PM)、ハン・ジアン 他
予告映像
ドラマ『だから俺はアンチと結婚した』OST(挿入歌)リスト
- ヨンジェ(GOT7) 「Pop star」
- チェ・テジュン 「Pop star」
- チェ・テジュン 「Bittersweet」
- クォン・ミンジェ 「When u blow (君が吹く)」
- ムン・キム 「It’s you」
- イ・シンソン 「As Good As It Gets (これ以上良いことはない)」
- キム・オンユ 「The Spring Days (春の日)」
- キム・オンユ 「Can You Hear Me (聞こえますか)」
- チェ・ミョンジュ 「Little Children (小さい子) 」
- ロミン(E’AST) 「Starlight」
ドラマ『だから俺はアンチと結婚した』OST(挿入歌)紹介
01. ヨンジェ(GOT7) 「Pop star」
ボーイズグループGOT7(ゴッドセブン)のメインボーカルであるヨンジェが、本OSTの1曲目を飾ります。
この曲は、チェ・テジュン演じるフジュンのテーマとして作られた楽曲で、本ドラマOSTの音楽監督であるイ・チョルウォンを中心として、パク・スルギ、キム・ムンチョルによって制作されました。
ギターの和やかな音色とヨンジェの優しい歌声で始まり、アコースティックな雰囲気の楽曲と思いきや、Bメロで夢幻的な雰囲気を漂わせながらビルドアップへと切り替わり、フューチャーベースサウンドへ変貌します。
サビでは、主体となるシンセフレーズの合間を縫うように入り込む、ヨンジェの美しい歌声に魅了されることでしょう。
02. チェ・テジュン 「Pop star」
フジュンを演じるチェ・テジュン自身が「Pop star」を歌っています。ヨンジェが歌うバージョンと比較して聴いてみて下さい!
03. チェ・テジュン 「Bittersweet」
「Pop star」と共に「Bittersweet」は、K-POPトップスターである主人公フジュンが歌う活動曲となっています。
フジュンを演じているチェ・テジュンの優しく甘い歌声と、リズミカルで粋なフレーズを奏でるギター、心地良いリズムを刻むドラムが調和して、より一層穏やかな雰囲気が感じられます。
また、曲に華やかさを与えている厚みのあるコーラスは、本OSTで「As Good As It Gets 」を歌っているイ・シンソンが担当しています。
「Bittersweet」は「Pop star」と同様に、音楽監督であるイ・チョルウォンに加え、パク・スルギ、キム・ムンチョルによって制作されました。
04. クォン・ミンジェ 「When u blow (君が吹く)」
ドラマ『花道だけ歩きましょう』など様々なOSTに参加し、OSTシンガーとして地位を固めているクォン・ミンジェ。
サビの高音域のフレーズでも安定感のある声量を保ち、伸びのあるクォン・ミンジェの甘い歌声は心地良く響き、ドラマの感動的なシーンを彩ってくれるでしょう。
この曲は、『賢い医師生活』の「愛することになると思った」のROZ、『麗』の「All With You」の感動is、『力の強い女 ト・ボンスン』の「あなたという庭園」のキ・ヒョンソク、ヒットメーカー3人が意気投合し制作した、叙情的なメロディが印象的なバラードです。
05. ムン・キム 「It’s you」
ムン・キム(キム・ムンチョル)は、ロサンゼルスで結成された韓国ボーイズバンドRoyal Pirates(ロイヤルパイレーツ)出身のシンガーソングライターです。
2017年にRoyal Pirates解散後、ORβIT「Lazurite」、GOT7「Miracle」、SF9「夏の香りが私を踊らせる」などの楽曲を手掛け、創作活動を中心に行ってきたムン・キム。
「It’s you」は、ムン・キム自身が作詞作曲に参加し、繊細かつ幻想的な光景を浮かべてしまうような不思議な魅力を持つ歌声を披露しています。
主人公フジュンのイ・グニョンへの切ない愛が、「私が行く場所にはあなたも一緒にいる、あなたのそばにいる」という歌詞で表現されており、ロマンティックなシーンを盛り上げます。
06. イ・シンソン 「As Good As It Gets (これ以上良いことはない)」
BTS、TWICE、ASTRO等、様々なアーティストに詞を提供し、作詞家としても活発に活動しているボーカリストのイ・シンソン。
フジュン役のチェ・テジュンのボーカルコーチとしてイ・シンソンが参加したことで、今回のOST参加につながったようです。
イ・シンソン本人がこの曲の作詞作曲を行い、そしてコーラスワークもこなす程、この楽曲に対する情熱が半端ではないことが感じられます。
清々しく明るい雰囲気のメロディ、そしてイ・シンソンの朗らかな歌声から晴れた日の青空の光景が浮かんで来るかのようです。曲タイトルのように「これ以上良いことはない」というフジュンとイ・グニョン2人の愛の感情が、うまく表現された楽曲になっています。
07. キム・オンユ 「The Spring Days (春の日)」
本OSTで初めて歌声を披露した新人女性アーティストのキム・オンユ。
主人公フジュンとイ・グニョン2人の甘いシーンに似合うこの楽曲は、明るくほのぼのとした雰囲気で、優しい気持ちにさせてくれます。
キム・オンユの明るく朗らかで、丸みのある歌声は、心がウキウキするような恋愛を表現するのに適しているとこの曲から感じ取ることが出来ます。
ただ、次の曲「Can You Hear Me (聞こえますか)」では、恋愛の切なさを歌っているので、キム・オンユの表現力の幅の広さに注目して聴いてみて下さい。
この曲は、音楽監督イ・チョルウォンが作詞作曲を担当しました。
08. キム・オンユ 「Can You Hear Me (聞こえますか)」
アコースティックギターが叙情的なメロディを紡ぎ、イ・グニョンの切ない感情が表現されたバラード曲「Can You Hear Me (聞こえますか)」は、音楽監督イ・チョルウォンが作詞作曲を担当し、前曲「The Spring Days」に続き、キム・オンユが歌っています。
キム・オンユの楽曲はこの曲で2曲目なので、彼女の歌声に聞き慣れていないということもあるのですが、「The Spring Days」の明るい歌声と比較すると、声質がかなり変化していることが感じられます。
ドラマのシーンに応じて、感情表現を使い分け歌うことが出来るキム・オンユは、OSTシンガーとして今後重宝されることでしょう。
09. チェ・ミョンジュ 「Little Children (小さい子) 」
女性シンガーソングライターのチェ・ミョンジュのもの悲しさに溢れた切ない歌声は、心にじわじわと染み渡り、聴き終わった後に何か引っかかるような不思議な感覚にさせてくれます。
哀愁漂うアコースティックギターに乗せられている叙情的で、琴線に触れるメロディが、心に安らぎを与えてくれることでしょう。
誰もが、誰かに愛されたいと思う心の奥底にある子供のような気持ちが表現された楽曲で、主人公フジュンの輝く人生の裏側にある寂しさが歌われています。
チェ・ミョンジュは、音楽監督イ・チョルウォンと共にこの曲の作詞作曲を担当しています。
10. ロミン(E’AST) 「Starlight」
8人組ボーイズグループE’LAST(エラスト)のロミンが歌う優しく甘い歌声が魅力的なバラードで、曲タイトルが示しているように、美しい星明かりを思い浮かべてしまうようなロマンティックな雰囲気が印象的です。
E’LASTの2ndミニアルバム『Awake』に収録されている「Present」「Because Of You」のアレンジを音楽監督イ・チョルウォンが担当したことが縁に繋がり、ロミンが今回、OSTに参加することになったようです。もちろん「Starlight」もイ・チョルウォンが作詞作曲に参加しています。
グループでは十分に見ることが出来ないロミンの個性が引き出された一曲と言えるでしょう。
ドラマ『だから俺はアンチと結婚した』OST まとめ
『だから俺はアンチと結婚した』のOST全10曲紹介を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
『だから俺はアンチと結婚した』OSTの音楽監督を務めたイ・チョルウォンは、ほとんどの楽曲の制作に携わっています。
イ・チョルウォンは1993年に作曲家としてデビューし、大衆歌謡とマニア層に受けるエレクトロニカなどの楽曲を手掛けてきました。最近では、ドラマOSTやE’LASTなどの楽曲を手掛け幅広く活動をしています。
本OST10曲の中では、ポップス・バラードが多い中、「Pop star」のみEDMのフューチャーベースアレンジとなっており、イ・チョルウォンのエレクトロニカ好きなところも伺えます。
そして、フジュン(チェ・テジュン)とイ・グニョン(スヨン)の恋愛模様や細かな心情の変化など、ロマンティック・コメディにふさわしい楽曲ばかりでした。
個人的意見として、チェ・テジュンはOSTにも参加しているので、スヨンもOSTに参加して欲しかったという思いもあります…。
音楽監督イ・チョルウォンによる洗練された選曲で、ドラマのシーンへの没入感が高まる、レベルの高いOSTに仕上がっていると感じました。
『だから俺はアンチと結婚した』のOST楽曲は、以下の4つに大きく分類できます。
(個人的な見解ですので、聞き手の感性により意見が分かれると思いますが…。)
- ヨンジェ(GOT7) 「Pop star」
- チェ・テジュン 「Pop star」
- チェ・テジュン 「Bittersweet」
- イ・シンソン 「As Good As It Gets (これ以上良いことはない)」
- キム・オンユ 「The Spring Days (春の日)」
- ムン・キム 「It’s you」
- ロミン(E’AST) 「Starlight」
- クォン・ミンジェ 「When u blow (君が吹く)」
- キム・オンユ 「Can You Hear Me (聞こえますか)」
- チェ・ミョンジュ 「Little Children (小さい子) 」
音楽監督イ・チョルウォンの今後のOST作品に期待するのと、素晴らしいOSTに出会えたことに感謝して、また明日からもワクワクした韓国ドラマライフを楽しんで行きましょう!