K-POP Stream

『21世紀の大君夫人』OST全11曲を紹介〜ビョン・ウソク、サム・キム、BOYNEXTDOOR、RIIZE、BIBIが参加!

目次

ドラマ『21世紀の大君夫人』OST(挿入歌)全11曲を紹介!

21世紀の大君夫人』(原題:21세기 대군부인)は、MBCで2026年4月10日から放送されているIUビョン・ウソク主演のドラマです。
日本では、Disney+ で見ることが出来ます。

21世紀の大君夫人』のOSTには、主演のビョン・ウソクを含む以下のアーティストが参加しています。

  • 女性シンガーソングライター BIBI(ビビ)
  • ガールズグループ KiiiKiii(キキ)
  • ボーイズグループ BOYNEXTDOOR
  • ボーイズグループ RIIZE
  • 女性シンガーソングライター HANRORO(ハンロロ)
  • 男性歌手 WOODZ
  • 男性シンガーソングライター ソ・スビン
  • バンド hrtz.wav(ハーツウェイブ)
  • 男性シンガーソングライター SAM KIM(サム・キム)
  • バンドsonlmor(ソンウルモア)のボーカル イム・ジュンウォン
  • 俳優 ビョン・ウソク

それでは、『21世紀の大君夫人』OST(挿入歌)全11曲を紹介していきます!

ドラマ『21世紀の大君夫人』概要

見どころ・キャスト

見どころ:
韓国ドラマ「21世紀の大君夫人」(全12話)は、韓国に王室が残る架空の21世紀が舞台。称号しか持たない王子と韓国最大財閥の令嬢の真実の愛を描く。互いの私利私欲のために手を組むも、次第に引かれ合っていき、恋に落ちていく…。日本ではDisney+で独占配信(韓国放送時)。

身分以外はすべてを手にした財閥令嬢ソン・ヒジュを歌手兼女優IU(アイユー)
国王の息子なのに身分以外は何も持たないイアン大君を俳優ビョン・ウソク
韓国の首相ミン・ジョンウを俳優ノ・サンヒョン
王妃の運命を背負った女性ユン・イランを女優コン・スンヨン

キャスト:
IU、ビョン・ウソク、ノ・サンヒョン、コン・スンヨン
wowkorea: https://www.wowkorea.jp/profile/video/6220.html

ハイライト映像

ドラマ『21世紀の大君夫人』OST(挿入歌)リスト

ドラマ『21世紀の大君夫人』OST(挿入歌)紹介

01. BIBI(ビビ) 「My Pace」

2019年にデビューした韓国のシンガーソングライターBIBI。ソウルフルなボーカルが印象的で、タイガーJKユン・ミレによって、その才能を見出され、2人が率いる率いるレーベル「FEELGHOOD music」に所属しています。
さらに、音楽活動にとどまらず、映画やドラマ出演、ファッション分野でも存在感を発揮し、アーティストとしての枠を超えたマルチな活動を展開しています。
BIBIは、これまでに『その年、私たちは』『ラストサマー 初恋の再生』などのドラマOSTに参加しています。

この曲のポイント

My Pace」は、「他人の基準ではなく、自分自身のスピードで進む」という明確なメッセージを軸に展開される楽曲です。

冒頭から鳴り響く荒々しいギターリフと、鋭く差し込むシンセサウンドが、楽曲全体に張り詰めた緊張感をもたらします。このサウンドデザインは、単なるOSTの枠を超え、キャラクターの内面やドラマの緊迫した空気感までも想起させる仕上がりです。

BIBI特有のスモーキーで艶のある声質は、攻撃的なトラックと絶妙なコントラストを生み出し、聴き手に強い印象を与えます。特にコーラス部分では、中毒性のあるメロディラインとともに、挑発的でありながらもどこか抑制されたカリスマ性が際立つでしょう。

主人公のIUの「自分のペースで突き進む」強い意志を完璧に体現しており、聴いた瞬間に「この曲、IUにピッタリだ」と納得させられます。

BIBIの楽曲をもっと聞いてみたい方は、[Killing Voice] BIBIをご覧下さい。

02. KiiiKiii(キキ) 「Go On」

KiiiKiii(キキ)は、2025年3月にデビューした5人組ガールズグループです。
デビューに先駆けてリリースされたプレデビュー曲「I DO ME」では、自分らしさを肯定するポジティブなメッセージとキャッチーなサウンドで大きな注目を集めました。
その後リリースされた「404 (New Era)」は音源チャートで1位を記録し、”次世代トップガールズグループ”としての地位を確立しました。
本作が、彼女たちにとって初のドラマOST参加作品であり、グループの新たな表現力がドラマにどのように彩りを加えるか、大きな期待が集まります。

この曲のポイント

冒頭から印象的な、シンプルでありながら耳に残るエレクトリックギターとベースのリフ。
その上に重なるクラップやパーカッシブなリズムが、楽曲全体に軽快なグルーヴを与えています。

特にサビの反復的なフレーズは、一度聴けば自然と口ずさんでしまう中毒性があり、”Go On“というタイトル通り、前へと進むポジティブな意思を強く感じさせてくれます。

ボーカル面では、メンバーのクリアで伸びやかな声質が際立ち、楽曲の”堂々とした明るさ”をさらに強調しています。過度な装飾に頼らず、シンプルな構成の中で感情とエネルギーをストレートに届けるスタイルは、まさに”今の世代”の感性にぴったり合っていると感じます。

制作には、ニューヨークとソウルを拠点に活動する韓国人シンガーソングライターの4BOUTが作詞・作曲で参加しています。(4BOUTは、ドラマ『タングム』OSTに作詞・作曲、歌手として参加しました。)

爽やかなポップ感と実験的なサウンドが融合した個性的なトラックとなっており、KiiiKiiiの明るいエネルギーを存分に活かした、初のOST参加作らしい魅力的な一曲に仕上がっています。

03. BOYNEXTDOOR 「No Doubt」

BOYNEXTDOORは、2023年にHYBE傘下のKOZ Entertainmentからデビューした6人組ボーイズグループです。
派手な世界観や過度な演出よりも、リアルな日常や恋愛の感情を軽やかに描くスタイルと、自然体でありながら洗練されたパフォーマンスでZ世代の共感を呼び、次世代K-POPを担う存在として急速に注目を集めています。
これまでに『Missナイト & Missデイ』をはじめとするドラマOSTにも参加し、音楽を通じて親しみやすい「隣の少年」像を体現しています。

この曲のポイント

温かみのあるカントリーポップを基調に、現代的なギターリフと情感豊かなコード進行を融合させた楽曲です。どこか懐かしくも新鮮なサウンドが、ドラマのロマンティックな空気感と自然に重なり、聴き手を物語の世界へと優しく引き込みます。
メンバーの透明感のあるボーカルは、青春特有のときめきや心の揺らぎをリアルに表現していて印象的です。

特に後半に向かって徐々に高まっていくダイナミクスが心地良く、楽器の厚みが増すとともに、メンバーそれぞれの個性的な音色が美しく際立ちます。
BOYNEXTDOORがこれまで築いてきた「日常の感情を率直に、飾らずに表現する」音楽性は本曲でも健在です。派手さよりも共感を大切にするアプローチが、穏やかでポジティブな余韻を残し、彼ら特有の明るく自由なエネルギーと温かな感性が、作品の感情線をより豊かに彩っています。

この楽曲は、KiiiKiiiGo On」と同じくシンガーソングライターの4BOUTが作詞・作曲を担当しました。

04. RIIZE 「Behind The Shine」

RIIZEは、SMエンターテインメントから2023年9月にデビューしたボーイズグループです。
グループ名「RIIZE」は「Rise(成長)」と「Realize(実現)」を組み合わせた造語で、「共に成長し、夢を実現していくチーム」という意味が込められています。

デビュー曲「Get A Guitar」で爽やかかつ印象的なサウンドを披露し、独自の”エモーショナルポップ”を掲げて活動を開始。パフォーマンス力の高さと音楽性の深さ、メンバー一人ひとりのリアルなストーリーテリングを武器に、デビュー直後からグローバルな支持を急速に集めています。
今回の「Behind The Shine」は、RIIZEにとって初のドラマOST参加作品となります。

この曲のポイント

しっとりとしたエレキギターの優しい旋律から始まり、柔らかく夢幻的なサウンドがゆっくりと広がっていきます。シンプルで飾りすぎないアレンジが、RIIZEのメンバーそれぞれのボーカルの透明感と情感を美しく引き立て、声が静かに重なり合うレイヤーが心地良い余韻を生んでいます。

歌詞のテーマは「光の裏側に隠れた感情」と「伝えきれなかった本心」。繊細な歌い回しによって丁寧に描かれ、ドラマの切なくロマンティックな空気感と自然に溶け合っています。感情を強く押し出すのではなく、静かに滲ませるような表現が印象的です。

作詞・作曲・編曲を担当した制作チームLOGOSパク・ウサンSeo9によって、RIIZEの新たなカラーを自然に引き出しています。

05. HANRORO(ハンロロ) 「Our Goodbye (さようなら)」

近年注目されている女性シンガーソングライターのHANRORO(ハンロロ)
彼女は、特有の隠喩的で文学的な歌詞を通じて、不安定な青春を送る若者たちに大きな慰めと共感を与え、
「Z世代のロックスター」という異名と共に大衆から絶大な支持を得ています。
これまでに、ドラマ『私を愛さないXに』などのOSTに参加しています。HANROROの独特な世界観とドラマのシーンにマッチしたときの化学反応に注目が集まります。

この曲のポイント

シンセポップ特有の夢幻的で浮遊感のあるサウンドと、HANRORO(ハンロロ)の個性的なボーカルが美しく調和した楽曲です。

導入部は柔らかく霧のような夢幻的な雰囲気で始まりますが、サビに入ると一転、EMOスタイルの歪んだエレキギターが加わり、鮮やかなコントラストを生み出しています。この「静と動」の反転が、聴く者の心を強く掴むポイントです。

特に印象的なのがHANROROによるボーカルコーラスで、彼女の声の「個性」がいくつも重なり合うことで、複雑に揺れ動く心の葛藤を立体的に表現しています。

4BOUTが手がけた歌詞は、HANROROらしい文学的で比喩豊かな表現をしっかり受け継いでいます。「You said it’s time / Yeah, I could feel it」というシンプルな英語フレーズから始まり、避けられない別れを「定められた約束」として静かに受け止める切なさが、胸に深く刺さります。

06. WOODZ 「EVERGLOW」

WOODZ (チョ・スンヨン)は、韓国を代表する”オールラウンダー”アーティスト。アイドルグループUNIQとしてデビュー後、サバイバル番組『PRODUCE X 101』を経てX1のメンバーとしても活動した。
グループ活動終了後はソロアーティスト「WOODZ」として本格始動。作詞・作曲・プロデュースを自ら手がける実力派で、ジャンルに縛られない自由な音楽性が高く評価されています。
これまでに、ドラマ『ユミの細胞たち2』や『ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語』のOSTに参加しています。

この曲のポイント

WOODZの音楽的魅力が最大限に引き出された、エモーショナルなバラードです。
楽曲は”届かないと思っていた縁が、いつの間にか深く染み込み、一人の存在が世界を明るく変える瞬間”をテーマにしており、ドラマの叙情性と見事にシンクロしています。

冒頭は穏やかなピアノの旋律から始まり、聴き手をゆっくりと物語の内側へと引き込みます。やがてバンドサウンドが加わり、後半に向けて壮大に広がっていく構成は、まるで感情の波が押し寄せるかのようです。特にストリングスの温かみのあるアレンジが楽曲全体を包み込み、余韻を深く残します。

WOODZのボーカルは、繊細な息遣いから一気に解き放たれる爆発的な高音まで、感情の振れ幅を巧みにコントロールしながら、「切なさ」と「希望」が交差するドラマティックな世界観を構築しています。単なるOSTの枠に収まらず、一つの“短編映画”のような完成度を持つ一曲と言えます。

制作は、プロデュースチーム GALACTIKA * が手がけており、緻密に計算されたサウンドデザインも印象的です。シンプルな導入から壮大なクライマックスへと至るダイナミクスは、彼らの得意とするストーリーテリング型のアレンジが存分に発揮されています。

07. ソ・スビン 「My Favorite Part」

ソ・スビンは2016年にデビューしたシンガーソングライターで、その甘く繊細な歌声から「感性職人」と称されています。オーディション番組『Sing Again 3』で準優勝を果たしたことで一躍注目を浴び、作詞・作曲も自ら手掛ける高い音楽性が評価されています。
聴く者の心に寄り添う温かく優しい楽曲スタイルが特徴で、これまでに、『愛の不時着』『ユミの細胞たち シーズン3』などのドラマOSTに参加しています。

この曲のポイント

温かみのあるアコースティックギターを軸に展開されるポップバラードです。
ソ・スビン特有の柔らかく甘美な歌声が重なり、穏やかで心地よい情景を描き出しています。

本楽曲は、「愛する人の存在そのものが自分にとって最も特別な”瞬間”である」というテーマを中心に、大切な人と過ごす時間の尊さが表現されています。そのため、ドラマのロマンティックなシーンと自然に重なり、物語への没入感を高める役割を果たしています。

ソ・スビンのボーカルは、温かみのある中低音を基調としながら、繊細なニュアンスで感情の揺らぎを描き出している点が印象的です。過度な装飾に頼らず、淡くも確かな表現でリスナーの共感を引き出し、楽曲全体に静かな余韻をもたらしています。

また、本作は制作チームであるclearfileを中心に、作詞・作曲・編曲が手掛けられており、シンプルながらも完成度の高いアレンジによって、ソ・スビンの魅力がより一層引き立てられています。楽曲全体を通して統一感のあるサウンドが保たれている点も、本作の大きな魅力のひとつと言えるでしょう。

08. hrtz.wav(ハーツウェイブ) 「You Keep Me Here」

hrtz.wav (ハーツウェーブ)は、Mnetのバンドサバイバル番組『STEAL HEART CLUB』を通じて選出され、2026年4月8日にデビューした韓国と日本出身メンバーによる5人組ボーイバンドです。
デビューミニアルバム『The First Wave』では、清涼感のある感性と洗練されたサウンドで注目を集めました。
メンバーそれぞれの高い演奏力とビジュアルを兼ね備え、フェスティバルやOST参加など活動の幅を広げています。
次世代K-POPバンドとして、今後のさらなる活躍が期待されています。

この曲のポイント

温かみのあるギターの旋律を軸に、ミニマルで洗練されたサウンドが広がる楽曲です。
そこに重なるボーカルのリアンの、澄んだ中にほのかなハスキーさを帯びた声が、楽曲の情緒をより立体的に描き出しています。音数を抑えた構成によって”感情の距離感”を繊細に表現している点が印象的です。

孤独な時間や見知らぬ世界の中で、互いに寄り添おうとする登場人物の想いを描いた本作は、穏やかなメロディラインとともに深い感情を自然に伝えます。ドラマのロマンティックなシーンとも重なり、没入感を高める役割を担っています。

さらに、楽曲全体を通して一貫したトーンを保ちながら、繊細な音の重なりによって徐々に感情が深まっていく構成も特徴的です。派手さではなく”静かな高揚感”で聴かせるスタイルが、作品の世界観をより引き立てています。

本楽曲は、『ザ・キング:永遠の君主』『カーテンコール』などのOSTを手掛けたホ・ソンジンが、作詞・作曲・編曲すべてを担当しています。

09. SAM KIM(サム・キム) 「If You Were My World(もし君が僕の世界なら)」

韓国系アメリカ人のシンガーソングライター/ギタリストのサム・キム
オーディション番組『K-POP STAR 3』で注目を集め、その後、2016年にデビュー。
R&B、アコースティック、ジャズ、ポップを横断する音楽性と、卓越したギタープレイ、そして感情表現豊かなボーカルで高い評価を受けています。
代表曲には、「Make Up」「It’s You」などがあり、ソロアーティストとしてだけでなく、OSTシンガーとしても絶大な支持を得ています。『トッケビ』『その年、私たちは』『わかっていても』『マイ・デーモン』などのヒットドラマのOSTに参加し、感情豊かな歌声で存在感を確立しています。

この曲のポイント

温かなアコースティックギターのリフを軸に、ミニマルで洗練されたサウンドが広がる楽曲です。派手なストリングスやドラマチックな展開に頼ることなく、余白を大切にしたサウンドデザインによって、サム・キムの繊細な感情の流れを濃密に描き出しています。
囁くようなサム・キムのボーカル、感情を押し付けることなく、聴き手の心へ静かに浸透していきます。その抑制された歌唱が、楽曲に込められた切実な想いが、より鮮明に伝わってきます。

楽曲は、「異なる世界に生きていた二人が、少しずつ互いのすべてになっていく」過程を描いています。単なる恋愛感情に留まらず、”人生の景色そのものが変わっていく感覚”を歌っている点が印象的です。

特に曲の中盤以降、感情が少しずつ深まっていく構成は秀逸で、大きな転調や爆発的な盛り上がりはないものの、音数を抑えたアレンジの中で、サム・キムの声が徐々に温度を帯びていき、ドラマのシーンに深い没入感を与えてくれるでしょう。

近年の韓国ドラマOSTは、作品の感情線をどれだけ自然に補完できるかが重要視されていますが、この楽曲は、”聴かせるOST”ではなく、”感情の流れを自然に体感させるOST“であることが、最大の魅力です。

作詞はXYXX所属のイ・ソンファン・ユビンが担当。ファン・ユビンは、EXO、NCT、IVEなど数多くのヒット曲を手掛ける実力派作詞家として知られています。
作曲は、プロデューサーグループRoom01で活動するMoon KimSmobが担当しました。

10. Im Joongwon of sonlmor(イム・ジュンウォン of ソンウルモア) 「愛し方が間違っているのでしょうか」

韓国インディーシーンで注目を集めるバンド「ソンウルモア(Sonlmor)」のボーカルを担当しているイム・ジュンウォン
ロックを基盤にしながらも、叙情的なメロディラインと感情密度の高い歌詞表現に定評があります。
バンド活動ではエネルギッシュなサウンドを展開する一方、ソロワークでは繊細な感情描写にフォーカスした音楽性を見せています。

この曲のポイント

時間が経っても消え去ることのない感情と、離れていても相手を想い続ける気持ちを描き、手の届きそうで届かない関係が残す切ない余韻を表現した楽曲です。

静かに染み渡るピアノの旋律が楽曲の土台を築き、その上に重なるイム・ジュンウォンの繊細なボーカルが、抑えきれない感情を少しずつ積み重ねていきます。
派手な展開ではなく、あえて余白を残したアレンジによって、”届かなかった想い”の温度感を繊細に表現しています。

さらに、ビンテージ感のあるギターサウンドと叙情的なストリングスの旋律が楽曲に深い陰影を与え、言葉では伝えきれない感情を自然に滲ませています。静けさの中に感情がゆっくりと広がっていく構成は、ドラマの没入感を高めるだけでなく、一曲のバラードとしても高い完成度を感じさせます。

歌詞に込められた「もしかしたら、私が与えようとした愛は、あなたにとって違うものではなく、間違っていたのではないだろうか」という問いかけは、多くのリスナーが抱えたことのある後悔や未練を呼び起こします。

この曲は、イム・ジュンウォン自身が、作詞・作曲を自ら手掛けており、ロックサウンドを基盤に活動してきた彼が、感情を抑制した繊細な表現へとアプローチを広げ、シンガーソングライターとしての新たな一面を印象付けています。

11. ビョン・ウソク 「Fate Line (平行線)」

ビョン・ウソクは、モデルとして活動を始めたのち、2016年に俳優としてデビューしました。
ドラマ『青春の記録』『力の強い女 カン・ナムスン』、映画『20世紀のキミ』などで存在感を広げ、繊細な表情の変化で感情を伝える俳優として注目を集めてきました。
これまでに『ソンジェ背負って走れ』のOSTに参加し、劇中バンドECLIPSEのボーカルとして歌唱した楽曲でも話題を集めました。

この曲のポイント

Fate Line (平行線)」は、夢幻的で叙情的なピアノの旋律から静かに始まるバラードです。
ピアノが作る淡い余白の中に、ビョン・ウソクの温かみを帯びた声がゆっくりと重なっていきます。互いに異なる人生を歩んできた二人が、運命の流れの中で近づきながらも、簡単には触れ合えない感情。その距離感を、強い起伏ではなく、少しずつ高まる旋律と声の温度で丁寧に支えています。

ボーカルは感情を大きく押し出すよりも、一つひとつの言葉を置くような抑制が印象に残ります。深みのある声質がピアノの叙情性と重なり、後半へ向かうにつれてサウンドに厚みが加わることで、切なさと運命的な余韻が自然に広がっていきます。
イアン大君の感情に寄り添うように流れ、届きそうで届かない想いが表現されています。

作詞・作曲・編曲は、ドラマ『九尾の狐とキケンな同居』『社内お見合い』『カーテンコール』『この恋は不可抗力』などのOST楽曲を手掛けた作曲家ハンバム(midnight)が担当しました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

K-POP歴22年。
時代の流れに流されず、常に良い音楽を探して、聞き続けています。
横浜市在住/職業: Web制作会社のエンジニア/趣味: コーディング・プログラミング、作曲、書店巡り・読書、映画鑑賞、韓国料理など辛いもの好き。

目次