ドラマ『マイ・デーモン』OST(挿入歌)全8曲を紹介!
『マイ・デーモン』(原題:마이 데몬)は、韓国SBSで2023年11月24日から2024年01月20日まで放送されたソン・ガン、キム・ユジョン主演のドラマです。
日本ではNetflixで見ることが出来ます。
『マイ・デーモン』のOSTには、NewJeans、Roy Kim(ロイ・キム)、WINTER(ウィンター)、DAWN(ドン)、サム・キム、YOARI(ヨアリ)、10cm、カン・ミンギョン (DAVICHI)が参加しています。
それでは、『マイ・デーモン』OST(挿入歌)全8曲を紹介していきます!
ドラマ『マイ・デーモン』概要
見どころ・キャスト
見どころ:
韓国ドラマ「マイ・デーモン」は、悪魔のような財閥一家の娘と一瞬で能力を失った悪魔が契約結婚をして繰り広げられるファンタジーラブコメ。
ミレグループの一人娘でミレF&B代表のド・ドヒを女優キム・ユジョン、
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致命的な魅力の完全無欠な存在感を持つが能力を失ったデーモンでソンウォル財団理事長のチョン・グウォンを俳優ソン・ガンが演じる。
予告映像
ドラマ『マイ・デーモン』OST(挿入歌)リスト
- NewJeans 「Our Night is more beautiful than your Day (私たちの夜はあなたの昼より美しい)」
- Roy Kim(ロイ・キム) 「Whenever, Wherever (あなたがいる場所、いつでもどこでも)」
- WINTER(ウィンター) 「With You」
- DAWN(ドン) 「Even if we disappear (私たちが消えても)」
- サム・キム 「Say You Love Me (君という春)」
- YOARI(ヨアリ) 「TRUE」
- 10cm 「The way to lose you (Korean Ver.)」
- カン・ミンギョン (DAVICHI) 「Lasting like the last day (今日が最後のように)」
ドラマ『マイ・デーモン』OST(挿入歌)紹介
01. NewJeans 「Our Night is more beautiful than your Day (私たちの夜はあなたの昼より美しい)」
2022年7月にデビューして以来「Attention」「Hype Boy」「Ditto」「OMG」「Super Shy」といった数々のヒット曲を世に送り出し、全世界のファンから愛されているNewJeans。
2023年にリリースしたミニアルバム『Get Up』は、米ビルボードのメインアルバムチャートで1位を獲得し、収録曲3曲がビルボードのメインソングチャート「Hot 100」にランクインするなど、その人気はとどまるところを知りません。
1996年に発表されたバンド「Kona」のリーダーペ・ヨンジュンが、作詞・作曲した同タイトルの楽曲のリメイクです。→ 原曲を聞きたい方はこちら
長年にわたり多くのリスナーから愛されてきたこの曲を、NewJeansのプロデューサーである「250(イオゴン)」によって新たな命を吹き込まれています。メロウなシンセサウンドとミニマルなビートの上に、原曲の夢幻的でトロピカルな雰囲気を最大限に活かしたアレンジで、NewJeansならではのスタイルで再解釈しました。
楽曲を彩るのは、メンバーたちの力強くも繊細な歌声。特にサビの高音部分で繰り広げられる圧倒的なボーカルワークは圧巻で、聴く者を魅了すること間違いありません。
歌詞は、夜空の星のように輝く二人の愛をロマンチックに表現しています。
切ないメロディに乗せられた「昼間の太陽よりも、僕たちの夜は美しい。君の温もりを感じながら、永遠に一緒にいたい」という歌詞は、ドラマの世界観ともリンクし、深い余韻を残します。
02. Roy Kim(ロイ・キム) 「Whenever, Wherever (あなたがいる場所、いつでもどこでも)」
Roy Kim(ロイ・キム) は、2012年にオーディション番組「Superstar K4」で優勝し、その後、2013年にアルバム『Love Love Love』でデビューしたシンガーソングライターです。
フォーク、バラード、アコースティックな楽曲を中心としたサウンドで、その独特の歌声と感性的な歌詞で多くのファンを魅了しています。
ドラマ『ピノキオ』『トッケビ』『あなたが眠っている間に』等のOSTに参加しています。
しっとりとしたピアノの旋律とギターのサウンド、そして温かみのある弦楽器の音色が絶妙に調和した楽曲です。独特の声質で、淡々としていながらも情感あふれるRoy Kimの歌声は、ドラマの世界観をより一層深みのあるものにしています。
サビの盛り上がりがドラマティックで、リスナーの心を揺さぶるような展開が印象的です。
「マイデーモン」のファンタジーとロマンスの要素が、完璧に表現された一曲であると言えます。
この曲の制作は、作曲家イ・ギファンと彼の制作チーム「KIPLE」のMORE、コ・ヒョンウンが共同で担当しました。ピアノを担当したコ・ヒョンウン、ギターのムンシ、ベースとドラムを担当したイ・ギファン、そしてストリングスのアレンジに至るまで、すべての要素が丁寧に作り込まれています。
03. WINTER(ウィンター) 「With You」
ガールズグループaespa(エスパ)のメンバーで、圧倒的な歌集力を持ちリードボーカルを担当しているウィンター(WINTER)。グループとしては、ミニアルバム『Girls』『MY WORLD』『Drama』3作連続でミリオンセラーを達成するなど、多くのリスナーから熱烈な支持を受けています。
ウィンターはこれまでに、『私たちのブルース』『無人島のディーバ』などのドラマOSTに参加しも素晴らしい歌声を披露しています。
しっとりとしたピアノリフと感性豊かなストリングスのメロディが印象的な楽曲です。
暗かった人生に一筋の光のように現れたあなたと、危機や絶望にも共にしながら、いつもそばにいたいという心情が表現されています。
ウィンターの澄んだ歌声は、楽曲に透明感を与え、リスナーの心に優しく語りかけてくるかのようです。
特にサビの部分で感情を込めて歌い上げているところが、楽曲の感動をさらに高めています。
この楽曲の制作は、作詞家ハナと、作曲は『復讐代行人2~模範タクシー~』『紳士とお嬢さん』『アリス』など数多くのOSTで実績のある制作チーム「トム&ジェリー」が担当し、さらに彼らの手によるピアノとストリングスアレンジによって、楽曲に豊かな音楽的深みを与えています。
04. DAWN(ドン) 「Even if we disappear (私たちが消えても)」
DAWN(本名 : キム・ヒョジョン)は、2016年にPENTAGONのメンバーとしてデビューし、その後、個性あふれるパフォーマンスとクリエイティブな音楽性で多くのファンから支持を集めました。2018年にPENTAGONを脱退し、ソロアーティストとしての道を歩み始め、2020年には「Dawndididawn」でソロデビュー。
今回の「Even if we disappear (私たちが消えても)」で初めてのドラマOST参加となりました。
幻想的なピアノのフレーズから始まり、DAWNの澄んでいながらも憂いを帯びたボーカルが印象的な楽曲です。
特に曲の終盤の「사랑해요」(愛してる)」というシンプルでありながら切ない告白が、DAWNの深い悲しみを込めた歌声と調和し、楽曲全体の雰囲気を一層引き立てています。
初めての出会いのときめきの瞬間、時の流れと共に淡く消えていく思い出を抱きながら、懐かしく思う恋人への切ない想いが込められていて、まるで初雪が地面に触れるとすぐに溶けてしまうような別れの情景を表現しています。
この楽曲は、シンガーソングライターのキム・ウンジンとイ・ソングンが共同で作曲・作詞・編曲を手掛けています。また、ギター、ピアノ、シンセサイザー、ドラムの演奏やコーラス全てをキム・ウンジンが担当し、完成度を高めています。
05. サム・キム 「Say You Love Me (君という春)」
2013年K-POPスターシーズン3に参加して準優勝を飾った後、2016年4月にアルバム『I Am Sam』でデビューしたサム・キム。ギターの天才として注目され、グルーヴあふれるギタープレイと感情豊かなボーカルが印象的なシンガーソングライターです。
ドラマ『トッケビ』『サイコだけど大丈夫』『その年、私たちは』『わかっていても』等のドラマOSTにも参加し、柔らかい歌声とエモーショナルな歌声を披露しています。
感情豊かなピアノの旋律とストリングスのフレーズが、寂しさと愛おしさの感情を表現し、サム・キムの柔らかで哀愁漂う歌声が、ロマンティックなシーンを一層引き立てています。最後のサビの手前でつぶやくように歌い、そして一気に盛り上がるところが聞きどころです。
厳しい現実の中で、あなたの愛が自分を癒やしてくれるというテーマで、「あなたと一緒なら十分です」「You are always in my heart(あなたはいつも私の心の中にいます)」という歌詞が、ト・ドヒとジョン・グウォンの切ない気持ちを代弁しています。
この曲は、NCT Uの「New Dream」を作曲した作曲家イ・ヒョンウと、シン・ヨンジェ(2F)の「花がきれいでも仕方ない」等の編曲家キム・ジョンホン、シンガーソングライターのRuiz、チャン・ヒョンギが共同で制作しました。
06. YOARI(ヨアリ) 「TRUE」
2007年に3人組ロックバンド「スプリンクラー」のボーカルとしてデビューしたYOARI(ヨアリ)。
エモーショナルで独特なボーカルが魅力的で、バンド活動停止後は、オーディション番組「ボイスコリア」や「シンガーゲイン2」に出演し、ソロアーティストとしてのキャリアをスタートさせました。
ドラマ『愛の理解』『あなたは私の春』『黒い太陽』などのOST参加し、繊細かつ表現力豊かな歌声で作品を一層引き立てています。
07. 10cm 「The way to lose you (Korean Ver.)」
10cm (シプセンチ)は、元々クォン・ジョンヨルとユン・チョルジョンのデュオでしたが、2017年7月にユン・チョルジョンが脱退し、現在はクォン・ジョンヨル一人で活動しています。
甘い歌声で優しいアコースティックサウンドを得意とし、『トッケビ』『ホテルデルーナ』『愛の不時着』『その年、私たちは』等のドラマOSTでは、独特な世界観でリスナーを魅了しています。
ド・ドヒとチョン・グウォンが、運命のいたずらによって選択を迫られる場面で、お互いを生かすために、自らの命を犠牲にするという極限の選択をしなければならない状況の彼らの感情が描かれた楽曲です。
アコースティックギターの穏やかな音色とクォン・ジョンヨルの優しく語りかけるような繊細な歌声が調和し、夢幻的な世界が繰り広げられています。涙を飲み込むような切なさと静けさが漂い、ドラマの中での主人公たちの絶望感と諦めきれない思いを見事に表現しています。
この曲は、シンガーソングライターのイ・ヨンが作詞と作曲を行い、Netflixのドラマ『D.P. -脱走兵追跡官-』のOSTに参加したイルモと『時間の階段』『全ては勘違いだった』のOSTに参加したClayheartが編曲を担当しました。
08. カン・ミンギョン (DAVICHI) 「Lasting like the last day (今日が最後のように)」
カン・ミンギョンは、女性デュオDAVICHIのメンバーとして2008年にデビューし、2019年からはソロ活動も開始しました。
彼女の優れた歌唱力は特筆すべきもので、特にバラードの分野においては、彼女に匹敵するアーティストはほとんどいないと言っても過言ではありません。
DAVICHIとしては、『太陽の末裔』や『愛の不時着』『ザ・キング:永遠の君主』『スタートアップ: 夢の扉』『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』など、数々の人気ドラマのOSTに参加しており、実績も豊富です。
今回のOSTはカン・ミンギョンが単独で参加しており、今後、彼女がドラマOSTにおいて更に存在感を高めていくことが期待されます。
ド・ドヒとチョン・グウォンが互いの運命を変えようと奮闘する姿が繊細に表現された楽曲です。
歌詞には「君と出会えて幸せ」「あなたは私の奇跡です」といったフレーズが登場し、単なる愛情を超えた切ない感情が散りばめられています。
静かで感性的なピアノの旋律に、温かみのあるギターの音色が重なり、さらにダイナミックで優美なストリングスが加わる構成は、劇中での主人公達の運命、感情が再現されているかのようです。
カン・ミンギョンの感情表現豊かな歌声は、劇中のシーンとリンクし、心が動かされる程深く感動を呼び起こします。
これまでのカン・ミンギョンのキャリアと才能を余すところなく発揮されている楽曲であり、ドラマの感動的なクライマックスを一層引き立てています。彼女の声と感情豊かな楽曲の相乗効果により、視聴者とリスナーに忘れられない感動を与えてくれる一曲と言えるでしょう。
最後のサビ直前の高音域が聞きどころです。
この曲は、多くのOST作品を手掛けたキム・ウォンと、『愛と、利と』『軍検事ドーベルマン』等のOSTに参加したシム・インヨン、さらに作曲家イム・ジスが共同で制作をしました。