『明日』OST(挿入歌)全6曲を紹介〜アン・ダウン(The Ade)、イ・スンヒョプ、Ben、ボラ (Cherry Bullet)が参加!

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ドラマ『明日』OST(挿入歌)全6曲を紹介!

明日』(原題:내일)は、2022年4月1日から5月21日までMBCで放送されたキム・ヒソンSF9のロウン主演のドラマです。
日本ではNetflixで配信されています。

https://www.netflix.com/title/81503460

ドラマ『明日』概要

見どころ・キャスト

見どころ:
韓国ドラマ「明日」は、「死んだ者」を導いていた冥途の使者たちが「死にたい人たち」を助ける冥途オフィスヒューマンファンタジー。
同名のウェブトゥーンが原作。Netflix同時配信。全16話。

危機管理チームのチーム長ク・リョンを女優キム・ヒソン、
危機管理チームの契約社員チェ・ジュヌンをロウン(SF9)、
危機管理チームの代理イム・リュングを俳優ユン・ジオン、
引導管理チームのチーム長パク・ジュンギルを俳優イ・スヒョク、
冥途独占企業「走馬灯」会長のオク・ファンを女優キム・ヘスクが演じる。

キャスト:
キム・ヒソン、ロウン(SF9)、イ・スヒョク、ユン・ジオン、キム・ヘスク、カル・ソウォン

引用: WoW!Korea https://www.wowkorea.jp/profile/201103.html

予告映像

ドラマ『明日』OST(挿入歌)リスト

  1. イ・スンヒョプ (N.Flying) 「Red Light」
  2. アン・ダウン(The Ade)「Don’t Leave Me, My Love(私のそばから離れないで)」
  3. SURAN 「私の寂しさがあなたを呼ぶ時」
  4. ユ・フェスン (N.Flying) 「Still Love You (愛していた)」
  5. Ben 「My Only One (私はただ一人)」
  6. ボラ (Cherry Bullet) 「VLV (Viva La Vida)」

ドラマ『明日』OST(挿入歌)紹介

01. イ・スンヒョプ (N.Flying) 「Red Light」

ロックバンドN.Flyingのラップ・ボーカル担当のイ・スンヒョプ
イ・スンヒョプは、ドラマ『わかっていても』や『流れ星』に出演し、俳優としても活躍しています。

この曲のポイント

ラップも得意とするイ・スンヒョプが起用された「Red Light」は、もちろん曲の冒頭からラップのフレーズで始まり、ヒップホップを基調としたポップスとなっています。
ファンキーなベースラインやギターのカッティング、小気味良いドラムビートから、風を切るような心地良さが感じられます。本OSTの1曲目にふさわしい楽曲と言えるでしょう。
RedLight(赤信号)というキーワードを通じて、危機に瀕した人々に向けた温かい心が歌詞に盛り込まれています。

イ・スンヒョプ自身が直接作詞を手掛け、作曲家パク・スソクソ・ジウン、シンガーソングライターのMoon Kim(ムン・キム)が作曲を手掛けました。

02. アン・ダウン (The Ade)「Don’t Leave Me, My Love(私のそばから離れないで)」

男女デュオ「The Ade」のボーカルで、哀愁漂う歌声で魅了するアン・ダウン
ドラマ『恋慕』OSTでは、美しいバラード「I Believe」で数々の名場面を盛り上げ、印象深く心に残りました。

この曲のポイント

私のそばから離れないで」は、韓国のフュージョンジャズ音楽の先駆者「光と塩(Light and Salt)」の2ndアルバムのタイトル曲のカバーで、今回アレンジを手掛けたAimstringsによって、美しく感傷的な雰囲気でリメイクされました。

アン・ダウンの切なげで、時には訴えかけるような歌唱が、しっとりとした気持ちにさせてくれることでしょう。愁いを帯びたストリングスの音色が、アン・ダウンの歌声を美しく優美に仕立て上げ、ドラマへの没入感を高めています。

光と塩(Light and Salt)が歌う原曲を聞きたい方はコチラからお聞きください。

03. SURAN 「私の寂しさがあなたを呼ぶ時」

2014年に「I Feel」でデビューしたシンガーソングライターSURAN
ヒップホップ、R&B、ポップス、バラードなど様々なジャンルを歌いこなし、最近では『都会の男女の恋愛法』 のOSTに参加する等、幅広く活動しています。

この曲のポイント

今回SURANが歌う「私の寂しさがあなたを呼ぶ時」は、女性歌手チャン・ピルスンが1997年にリリースした5thアルバムのタイトル曲のリメイクとなっています。

温かみのあるアコースティックギターの音色が、夢幻的な雰囲気を創り出している叙情的なメロディのバラードです。

ありのまま素直な気持ちが伝わってくるようなSURANの歌声が、深い感動を与えてくれることでしょう。曲が進むにつれ、徐々にドラムのビートが加わり、大サビでのエレキギターのフレーズで、心を揺さぶられ、胸がいっぱいになります

この曲は、女性歌手Punchも、2017年のドラマ『ミッシングナイン』OSTでカバーしています。
興味のある方は聞き比べてみて下さい。 →Punch「私の寂しさがあなたを呼ぶ時」

また、SURANの楽曲をもっと聞いてみたい方は、[Killing Voice] SURANをご覧下さい。

04. ユ・フェスン (N.Flying) 「Still Love You (愛していた)」

1曲目のイ・スンヒョプに続き、N.Flyingのメインボーカルのユ・フェスンがOSTに参加。ユ・フェスンは6オクターブの幅広い音域を持ち、伸びのある圧倒的な歌唱力が特徴です。
私を愛したスパイ』などのOSTに参加し、今後も様々なOSTの参加を期待します。

この曲のポイント

この曲は、ユ・フェスンが、2018年4月にイ・ホンギ(バンドFTISLANDのボーカル)とコラボレーションした楽曲で、今回ユ・フェスンはセルフカバーし、作曲家イ・ヒョンスンのアレンジによって生まれ変わりました。

愛した女性を忘れられない胸の痛みが表現された歌詞になっており、ユ・フェスンの愁いを帯びた歌声が、悲愴感を乗せて心に直接伝わって来ます。

原曲と比較すると、本作は夢幻的なギターの音色や悲しげなストリングスのフレーズがフィーチャーされています。原曲はこちらから → 「Still Love You (愛していた)

作詞作曲をしたプロデュースチームVIPの楽曲は、『オーマイビーナス』『恋慕』などのOSTで聞くことが出来ます。興味ある方はチェックしてみて下さい。

  • LYn&シン・ヨンジェ「そんな人」『オーマイビーナス』OST
  • ペク・チヨン「IF I」『恋慕』OST

05. Ben 「My Only One (私はただ一人)」

バラードを得意とし、OSTに参加する回数も徐々に増え「OST女帝」とも呼ばれているBEN
ドラマ『ホテルデルーナ』『先輩、その口紅塗らないで』『袖先赤いクットン』などのOSTに参加しています。名場面を飾るOSTには不可欠な存在となっています。

この曲のポイント

BENの切ないながらも、耳にすっと入ってくる透きとおった歌声が印象的です。
曲が進むにつれて徐々にBENの歌声は熱を増していき、最後のサビの直前での高音域のビブラートは、心が震えるほどの感動を与えてくれます
BENの特徴とも言える感情の“と”“を表現し分けられる歌唱力が、ドラマへの没入度を高めています。

この曲は、作曲家ハン・スンフンと、プロデュースチームAIMING(エイミング)によって制作され、ストリングスアレンジは、OST制作には欠かせない存在となりつつあるAimstringsが担当しました。
叙情的な歌のメロディと、優美なピアノそして躍動的で美しいストリングスの音色が調和し、楽曲に彩りを与えています。

06. ボラ (Cherry Bullet) 「VLV (Viva La Vida)」

Girls Planet 999(Mnetの日中韓ガールズグループオーディション番組)に参加し、注目を浴びたCherry Bulletのメインボーカルのボラ
ボラは、2020年7月ウェブドラマ『半芸能人』のOST「Want it」に参加し、初のソロ曲を披露しました。今後のOST参加もされることでしょう。

この曲のポイント

ボラの清涼感のある歌声が印象的で、本OSTの中でも最も明るめなミディアムテンポの楽曲です。
シンセサイザーの音色が目立ち、低音で動きのあるシンセベースや中高音域のシンセストリングスの音色が使用され、洗練された雰囲気を創り出しています
淡々とした展開で曲は進んでいきますが、曲後半ではラップパートが入り、アクセントを付けています。

Viva La Vida」は、”人生万歳“という意味を持ち、”いつも夢見るように飛んで行く”など希望的なメッセージが歌詞に盛り込まれ、前向きな気持ちにさせてくれる楽曲となっています。

この曲は、1曲目のイ・スンヒョプ「Red Light」を手掛けたソ・ジウンと作曲家ダンテの2人で制作されました。

ドラマ『明日』OST まとめ

『明日』OST(挿入歌)全6曲を紹介しました。

最近のOSTの中では、比較的少ない曲数でしたが、聴き応えのある素晴らしい楽曲で構成されていました。その中でも半数が、リメイクされた楽曲で、原曲とはまた異なる良さで生まれ変わっています。

リメイク曲

本OST一番のオススメ曲は、SURANが歌う「私の寂しさがあなたを呼ぶ時」です。
叙情的なメロディの中に夢幻的な世界をイメージさせてくれるところが、ドラマの世界とリンクしていると感じます。

今回もまた素晴らしいOSTに出会えました。
今後もワクワクした韓国ドラマライフを楽しんで行きましょう!

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この記事を書いた人

K-POP歴22年。
時代の流れに流されず、常に良い音楽を探して、聞き続けています。
横浜市在住/職業: Web制作会社のエンジニア/趣味: コーディング・プログラミング、作曲、書店巡り・読書、映画鑑賞、韓国料理など辛いもの好き。

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