R&Bシンガーからポップスシンガーへ!?
これまでは、R&B色の強い曲を歌って来たEyediですが、新曲「& New」は、ポップス寄りの曲になっています。
Eyediの歌い方もこれまでのアンニュイな雰囲気から、アイドルポップスのナチュナルな歌い方になっている気がしました。
今回の曲は、R&Bではなくポップスのため、歌い方も自然とクセのない歌い方になっているのかもしれません。
Eyedi(アイディ)のプロフィール
Eyedi(アイディ)のことを知らない方もいらっしゃるので、簡単に紹介します。
2016年7月「Sign」でデビュー。
本格的なR&Bサウンドで、Eyedi自身が楽曲制作に関わり、作詞・作曲も行うマルチな才能を持つ女性シンガーです。
2017年10月から2018年1月にかけて、YGエンターテインメントが企画したアイドル、練習生の中から9人を選抜しK-POPアイドルグループを誕生させるオーディション番組「MIX NINE(ミックスナイン)」に、Eyediは本名のナム・ユジンとして参加しました。
結果、トップ5に選ばれ、Eyediはシンガーソングライターという他のアイドルとは一線を画すスタイルを貫き、最終TOP9のうちTOP5に選ばれ大きな話題となりました。
そして、2018年8月には、PONYCANYONより日本デビューしました。
「Sign」日本語バージョン
80年代ポップスを彷彿させるレトロなサウンド
「& New」のイントロは、80年代に大ヒットしたカイリーミノーグのアノ曲を彷彿させるサウンドでムムムっと笑みを浮かべた人もいるのではないでしょうか。
イントロから曲最後まで流れているシーケンスの音はピッチが少しずれているのか、不協和音のように聞こえるのですが、どこか心地良さを感じてしまうのは電子音好きの人特有の中毒症状という感じでしょうか。
また、サビなどで途中入ってくるエレキギターは、日本のポップスでよく聞くことが出来るフレーズになっていて、シティポップを意識している印象も見受けられます。
シティポップとは
Wikipediaによると、シティポップは
シティ・ポップ (City pop) は、日本のポピュラー音楽のジャンルのひとつ。
正式な音楽用語ではないが、主に1970年代後半から1980年代に流行した、都会的なイメージを前面に出したポップスを指す。
と定義されています。
ここ最近のK-POPでは、シティポップが流行っているようです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
K-POP全盛時代に、韓国で竹内まりやが流行る理由
昨年6月、元WonderGirlsのユビンがリリースした「淑女」から、この手の曲がK-POP界に増えてきたように思えます。
特に最近は、日本人アイドルYUKIKA(ユキカ)のデビューがシティポップで注目されていました。
https://kpop.musicagatto.com/woman/yukika-neon
今回Eyediが、R&Bではなくシティポップを歌った理由は定かではありませんが、日本での活動を意識している点が挙げられます。
2019年夏に日本でカムバックアルバムリリース予定
というのも、先ほどのEyediのプロフィールでも書きましたが、Eyediは知らぬ間に、日本デビューも昨年8月に果たしています。
韓国でのデビュー曲「Sign」の日本語バージョンで、昨年8月から楽曲配信が始まり、その後10月には日本1stミニアルバム「coll[a]ction」リリースしました。
そして、今年の夏に日本でカムバックアルバムリリース予定とされていることから、J-POPに寄せてきているのではと推測しています。
Eyediの今後
時代が繰り返されてきている時期なのではと感じる程、シティポップの楽曲が増えてきていますが、今回のEyediの新曲「& New」もレトロ感がとてもありましたね。次の曲もシティポップである確率は低いと推測していますが、やはりEyediの強みであるR&Bの楽曲が聞きたいところです。
日本でのリリース楽曲もどのような選曲になるのか注目したい点です。リリースイベントもあるかもしれませんので、今後のEyediの活動にもアンテナを立てつつ、期待して待ちたいと思います!