最近は、涼しさも感じることもあり、2019年夏ももうじき終りとなりますが、もうしばらくは夏の余韻が感じられることでしょう。
2019年の夏らしい曲をまだまだ紹介していきたいと思います!
前回”その2″に続いて、”その3″の楽曲をお聞きください!
SUNMI 「LALALAY」 2019.08.19
ヒップホップをベースにした、独特な雰囲気の”ソンミポップ”です。
アジア、北米、ヨーロッパ18都市を回った初ワールドツアー「WARNING」で成功をおさめたということで、この曲は世界を意識した雰囲気となっていますね。
「Gashina」「Heroine」「Siren」「Noir」の流れからすると、一般的なポップさは無くなっていますが、”ソンミポップ”ならではの良さが感じられる曲です。
Siion(シオン) 「Late Night (Feat. Hoody) 2019.08.21
曲の導入部から、爽やかに鳴り響くピアノとパーカッションが、涼しげな印象を与えてくれます。
Siionの作り出す明るいトラックに、韓国の女性R&BシンガーHoody(フーディ)をフィーチャリングし、清涼感溢れる世界が広がっています。
ポップなEDMなので、とても耳に馴染みやすい楽曲だと思います。心をフラットにしたい時にオススメな曲です。
X1 「FLASH」 2019.08.27
新人ボーイズグループ「X1」のデビュー曲です。
ヒットメーカーの作曲チーム”Megatone”と”MonoTree”が手掛けており、フューチャーハウスをベースとしたEDMです。ビルドアップ部分のメロディがイントロに使用され、とても切なげな始まりとなっています。哀愁系でしっとり系ダンスミュージックと思いきや、そこそこ激しい曲となっています。
この曲は、現在のK-POPの中でも最先端を進んでいる楽曲だと思いました。10年前のK-POP界には、こんなカッコ良い曲は存在していませんでしたから(笑)
もはやK-POPは、アメリカ、ヨーロッパの音楽の最先端を吸収し、アジアの音楽業界のトップに君臨しているのではないかと感じました。
THE BOYZ 「D.D.D」(NY ver.) 2019.08.27
12人組のボーイズグループTHE BOYZの弾けたくなるような、夏らしい爽快感溢れるダンスナンバーです。
「D.D.D」は、”DANCE DANCE DANCE”の頭文字を取った略語となっています。
ムーンバートンのリズムを取り入れ、途中でリズムパターンが切り替わるところがインパクトがあります。
以前の曲「No Air」や「Bloom Bloom」等を手掛けた作曲家チームWonderkidがこの曲をプロデュースしています。
キム・ヨングク(JIN LONGGUO) 「ほっといて」 2019.08.27
JBJ出身のキム・ヨングクが約1年ぶりのカムバック。
この曲もトロピカルジャンルの一種だと思いますが、叙情的なシンセリフが、曇っている空をイメージします。
キム・ヨングクの切なげな歌い方から、別れの間に立たされている恋人との気持ちを描いているかのような心情が感じられます。
We Girls 「Ride」 2019.09.04
We Girlsのフレッシュさと独特なシンセフレーズが、暑い夏の夜のパーティをイメージします。
エレクトロニックバンド「House Rulez」が作曲を手掛けており、ハウス+トロピカルなサウンドに仕上がっています。
日常から脱出する旅への期待とときめきが表現されている明るく清涼感のあるナンバーです。
その3 まとめ。そして、2019年秋へ…
3回に渡って、2019年の夏にリリースされた19曲を紹介しました。
少し偏った選曲であったかもしれませんが、夏らしい多種多様な曲を聞いて頂けたかと思います。
その中でもこの夏イチオシな曲は、Raiden Feat. アイリーン(Red Velvet)の
「The Only」です!
「The Only」の独特の空気感が好きで、頭の中を何度もループしてしまうような中毒性のある楽曲だと思います。ふと気付くと1日中頭の中で、この曲で持ち切りだった(笑)ということもありました。
2019年の夏は良い曲と出会えましたでしょうか?
また来年の夏も素晴らしい曲と出会えることを楽しみにしていたいと思います。
もうそろそろ秋ですので、秋の曲がリリースされ始めることでしょう。
そちらも楽しみです。