バラード歌手ミンソ
ミンソは、2018年3月にデビューしましたが、それ以前にドラマOSTやプロデューサーのユン・ジョンシンのプロジェクト「月刊ユン・ジョンシン」等、様々な楽曲を歌っていました。月刊ユン・ジョンシン 2017年11月号でヒットしたバラード「いいの」で、熱い歌唱を見せてくれたのは、記憶に新しいですね。
https://kpop.musicagatto.com/woman/minseo-yes
そして先月9月24日、ミンソは、Mystic Storyの音楽プラットフォーム”LISTEN”でバラード曲「成長」と「紹介」をリリースしました。
別れを経験し、成長した女性の物語を歌っていて、「成長」と「紹介」の2曲のストーリーが短編映画のように繋がっているところにも注目です!
「成長」
最初はささやくように静かに歌い、主人公の心情に合わせて、ミンソの歌声も表現力を増し、気持ちよく心に響きます。
優雅なストリングスの音色と煌びやかなピアノの音は、別れの切なさ、寂しさだけで無く、曲のタイトルになっている”成長”しようとしている前向きな気持ちも表現しているかのように、力強さを感じ取ることが出来ます。
ミンソが歌っている映像もあります。
「紹介」
ミンソの歌声が、バイオリンの弦の音のように、つややかに切なく響きます。
しっとりとしたバラードですが、聴き終わった後、切ない気持ちになるというよりも、勇気をもらえた気持ちが強いのは、他の歌手には無いミンソならでは表現力なのでしょう。
ミンソの歌声の強みについて
プロデューサーのユン・ジョンシンは「ミンソの歌声は”未熟さ”と”成熟さ”どちらも兼ね備えている。なので切なく、けなげな部分もある。これがミンソの歌声の強みだ」とコメントしています。
ドラマ『医師ヨハン』OSTでミンソが歌う「Star」
今年の夏に放送されたドラマ『医師ヨハン』のOSTで、ミンソが「Star」という曲を歌っています。
http://news.kstyle.com/article.ksn?forcePcVersion=true&articleNo=2123369
「Star」
同じ曲の中でも、部分的に”未熟さ”や”成熟さ”を感じられたりするのは、表現の幅が広いということだと思いますので、ドラマのシーンに合わせる必要があるOST楽曲では、ミンソは重宝される存在だと思います。
ミンソはバラードばかりでは無く、「2cm」など明るめの曲も歌えるので、様々な楽曲に対応出来るボーカリストだと思います。
でも、個人的には、ミンソはバラード向きの声質だと思いますので、もっと泣けるバラードを歌って欲しいとつい期待してしまいますね…。