パク・ジフン、Wanna One解散後ソロデビュー
オーディション番組『PRODUCE101 season2』から2017年8月にデビューしたWanna Oneは、1年半という期間限定の活動を終え、2019年1月末に解散しました。
その後、2月にメインボーカルであったハ・ソンウン、サブボーカルのユン・ジソンがソロデビューし、その後、サブラッパー兼サブボーカルであったパク・ジフンがソロデビューを果たしました。
3人の中でも、デビュー曲のクオリティが特に高いと思われる「L.O.V.E」を紹介します。
ソロデビュー曲「L.O.V.E」
電子音に馴染むパク・ジフンの温かみのある歌声
パク・ジフンの温かみのある歌声は、電子的な音に埋もれることはなく、ある意味神聖な雰囲気を醸し出しています。
また、2コーラス目からはラップが入ってきて、Wanna Oneでのラッパーとしての実力が惜しみなく出されています。
1コーラス目のAメロの雰囲気が特に好きで、パク・ジフンの歌声とエレガントなピアノだけの心地良い空間が、癒しと落ち着きを与えてくれるようです。
曲全体的には、電子音で構成されているため、ピアノやストリングスだけのシンプルなバージョンがもし存在するのであれば、パク・ジフンの歌声をじっくりと聞いてみたいところです。
フューチャーR&Bという難解なジャンル
「L.O.V.E」は、フューチャーR&Bというジャンルだそうで、トラップ(ハードコア・ヒップホップから派生したヒップホップの1つ)とフューチャーベースを融合したような新たなEDMです。
落ち着いたピアノの音とは対照的な強烈なシンセサイザーの音色は、とてもインパクトがあります。フューチャーベースをはじめとして、”ベースミュージック”の特徴でもある低音部を強調しているところや、基本となるテンポは変えずに、サビへ向けて倍速テンポで刻まれるスネア等のドラムロールが、聴感上早くなっているように聞こえ、高揚感が上がってくるところが魅力です。
また、サビはシンセフレーズが主体となり、歌メロとしては、そのフレーズを間を埋めるようなフレーズだけとなり、”フューチャーベース”の特徴も表れています。
「L.O.V.E」制作陣
制作陣も大所帯で、
- 作詞: Tenzo(テンジョ), Kebee(キビ), ROUN
- 作曲: Tenzo(テンジョ), LOOGONE, MUNA
- 編曲: LOOGONE, MUNA
となっています。詳細はあまりよく分からないメンバーばかりですね…。
Kebee(キビ)は男性デュオEluphantのラッパーとして活動しています。
Tenzoは、ヒットメーカーで知られる”イダンヨプチャギ(二段横蹴り)”という制作チームに属しているTenzo and Tasco(テンジョ & タスコ)のテンジョです。
Tenzo and Tascoは、Apink、チョン・ウンジ、god、MOMOLANDなどを手掛けていました。今回はTenzo1人で制作に参加していますが、今もTascoとタッグで制作しているのかは不明です。
Tenzoに興味のある方は、下記のページをどうぞ。
Tenzo and Tasco(テンジョ & タスコ)の2人のDAWを使用した楽曲制作についての説明がされています。
http://www.cuonet.com/bbs/board.php?bo_table=cuotv&wr_id=24011
パク・ジフン1stミニアルバム『O’CLOCK』
収録曲
01. The beginning of…(intro)
02. US
03. L.O.V.E
04. Would you
05. 夜明けの月
06. Young 20(PROD. by イ・デフィ)
アルバム全曲プレビュー
パク・ジフン 初ソロファンミーティング「First Edition」
PARK JIHOON(パク・ジフン)初ソロファンミーティング「First Edition」と題して、2019年4月7日(日)大阪、2019年4月10日(水)東京で開催されます。
詳しくはこちらで。(開催は来週のため、もうチケットは買うことは厳しいでしょうね…。)
https://www.diskgarage.com/feature/parkjihoon/
パク・ジフンの活躍に期待は高まる
ソロデビューして間も無く、日本でもファンミーティングが開催されるということで、Wanna Oneでの人気がどれほどであったかを感じることが出来るでしょう。
ソロシンガーとして華やかにデビューしたパク・ジフンの活躍に期待が高まりますね。
今後もパク・ジフンの活動に注目して行きます!