ホン・ジニョンの新曲「愛は花びらのように(Love is like a petal)」が4月1日にリリースされました。
情熱的なタンゴ×哀愁漂うトロットの融合
「愛は花びらのように」は、前作「Love Tonight(今日の夜に)」から約1年ぶりとなる新曲で、タンゴとトロット(韓国の演歌)を組み合わせた曲となっています。
トロットと言っても、ポップス寄りのメロディとアレンジになっているので、トロット特有のクセがなく聴きやすいK-POPカテゴリの楽曲となっています。
トロットの楽曲の中にはわりと軽快なリズムのものも多いですが、この曲は、ピアノが16ビートで刻まれていて、テンポが早く感じられます。
タンゴでよく使われる楽器バンドネオンとチェロが使われており、メランコリックな(憂いのある)サウンドになっています。
情熱的なタンゴのラテンサウンドと哀愁漂うトロットが融合し、異色な世界観が生まれ、ホン・ジニョンの新しい魅力が引き出された楽曲と言えます。
プロデューサーチョ・ヨンスとの息もピッタリ
この曲は、ドラマティックでエレガントなピアノのイントロから、いきなりサビが始まります。
Aメロのトロットらしい何とも言えない切ないメロディが心地良く、Bメロで一旦リズムが止まった後に、サビへ駆け抜けるアレンジも素晴らしいです。
この曲は、ホン・ジニョンとずっとタッグを組んでいるお馴染みの作曲家/プロデューサーチョ・ヨンスとソングライターイ・ユジンによる制作で、チョ・ヨンスのポップセンス溢れるメロディが目立っている曲に仕上がっています。
“相性は抜群であるチョ・ヨンス作曲家兄“と慕っているようで、ホン・ジニョンとの息もピッタリのようです!
アルバム『Birth Flower』
「愛は花びらのように」は、新しいアルバム『Birth Flower』に収録となっていますが、収録曲は1曲だけなので、実質8枚目のデジタルシングルという扱いになっています。
4月1日にNAVERのライブ映像配信アプリ「V LIVE」によるアルバム『Birth Flower』の発売記念オンラインショーケースが行われ、インタビューではアルバムの意気込みや誕生秘話がやりとりされています。
ホン・ジニョンが個人事務所を設立してから初のアルバム
ホン・ジニョンは「今回のアルバムに心血を注いだ。チョ・ヨンス作曲家と私のケミ(ケミストリー、相手との相性)は信頼できるケミだと思う。
Kstyle: https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2139991
今回のアルバムは『誕生花』という意味だが、新しい環境で生まれ変わったような、新しいスタートという意味を込めたアルバムだ」と説明した。
「個人事務所を設立してから初アルバムなので、プレッシャーを感じなかったか」というMCホ・ギョンファンの質問に、ホン・ジニョンは「プレッシャーもあったけど、2020年には成長したホン・ジニョンの姿を見せたくてたくさん悩んでから、アルバムを発表した」と伝えた。
ビハインドストーリー(誕生秘話)
タイトル曲「愛は花びらのように」のビハインドストーリーも公開された。
Kstyle: https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2139991
ホン・ジニョンは「元々は全く違う曲だった。それでヨンス兄さんの作業室に訪れて曲の修正を要請したけれど、兄さんが3時間で新しい曲を作り出した。
原曲はサンバジャンルだったが、実際に作業してみたらサンバと私のスタイルが合わなかった。それでヨンス兄さんがタンゴを提案し、3時間で誕生した曲だ」と伝えた。
最初はサンバだったのは意外ですね。しかもすぐに曲を作り変えてしまうチョ・ヨンスは職人的な作曲家であるということを改めて実感!
プロモーション活動
新曲リリースのプロモーション活動の中で色々な音楽番組に出演していました。
Music Bank 出演 2020.04.03
SBS人気歌謡 出演 2020.04.05
MCOUNTDOWN 出演(FanCam) 2020.04.09
Dingo Music スマホ用縦型 映像
ガールズグループBESTie出身のカン・ヘヨンがカバー
覚えている人もいるかもいらっしゃるかもしれませんが、人気が絶頂の時に解散してしまったガールズグループBESTie。
解散後、メンバーのカン・ヘヨンは、トロット歌手として再デビューしました。
そして、タンゴが好きなカン・ヘヨンは今回、先輩であるホン・ジニョンの「愛は花びらのように」をカバーしています。
カン・ヘヨンの歌い回しは、よりトロット色が強いものとなっており、コブシが回っていますね。
まとめ
タンゴ×トロットの組み合わせで、ホン・ジニョンのさらに新しい魅力を感じることが出来ました。
トロットとポップスの境界線で活躍しているので、両ジャンルの要素を上手く抽出して、トロットジャンルを世の中に広めている数少ない歌手と言えます。
愛くるしいルックスも魅力ですね。
この曲でホン・ジニョンのファンになった方も、今後の活動にも目が離せませんね!
過去の曲のメドレーの映像がありますので、ホン・ジニョンに興味を持った方はこちらもご覧下さい。