OH MY GIRL 「五番目の季節」ファンタジーで幻想的なアップテンポな曲!副題「SSFWL」にも注目

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失望を与えない良い意味で安定感のあるOH MY GIRL

2015年4月にデビューして早4年が経ち、ここ最近リリースする楽曲に安定感が出て来ているように感じます。まずは、「五番目の季節」をお聞き下さい!

妖精系アイドルからアーティスティック系アイドルへ

OH MY GIRLは、2015年の「CLOSER」で妖精系グループとして注目を浴び、次も「CLOSER」のような神秘的な曲を期待していたのですが、「Windy Day」、そして「Coloring Book」ではいわゆるアイドルグループ的な楽曲であったため、個人的には、聞いたり聞かなかったりという存在でした。

しかし、2018年1月の「Secret Garden」、続いて9月の「Remember Me」を聞いた時は、それぞれ私的にはかなりツボにはまったというか、OH MY GIRLの素晴らしさを見出せた瞬間でもありました。この2曲は「CLOSER」とは毛並みも色合いも異なる雰囲気を持つ曲ですが、OH MY GIRLのイメージや路線が確立された楽曲であるとも言えます(勝手に言っていますが…)。
そして、2019年最初のシングル「五番目の季節」は、前の2曲で確立された路線を継承しつつ、また新しいテイストを含んだ(大人度を増した?)OH MY GIRLを感じることが出来ます!

「CLOSER」の頃のような妖精系イメージでしたが、「Secret Garden」あたりから、コンセプトをしっかりと持った曲を歌う流れになってきており、楽曲のクオリティ、歌唱力にも磨きがかかってきて、一般的な言うアイドルというよりかは、「アーティスト」に近いアーティスティック系アイドルへ進化を遂げているように思えます。

同期グループには、GFRIEND、APRIL

OH MY GIRLと同じ年(2015年)にデビューしたグループには、GFRIEND、APRILがいます。(TWICEのデビューも同じ年ですが、TWICEは事務所の力が強すぎで、OH MY GIRLやGFRIEND、APRILと比較するレベルではなくて…笑)

これまで、APRIL < OH MY GIRL < GFRIENDのような印象がありましたが、もう頭1つ飛び抜けてOH MY GIRLが躍り出ているという状況になっているのではないでしょうか。
と勝手に言ってみたものの、本当のところは、シングルのYouTube再生回数や日本でのコンサートの動員数を比べるとまだまだ圧倒的にGFRIENDが1番かも知れませんね(笑)
ですが、アイドルグループには個性がありますから、人気度にはばらつきは出るものです。ファンとしては劣等感を感じたり、ネガティブ思考になることもあるでしょうが、自分が信じたグループには、しっかりと付いて応援していくというのが、K-POPの楽しみ方の1つでもあります。

「五番目の季節」の副題”SSFWL”

「五番目の季節」は、イントロの入り方から春らしい雰囲気を感じる楽曲です。
しかし、MVを見ると、冬のような春のような、そして夏を感じさせる青空に白い雲の背景もあり、バラバラな印象があるのですが、これも曲のタイトルにあるようにしっかりとした「コンセプト」によって作られたものと推測します。この曲のタイトルの副題「SSFWL」とは、Spring, Summer, Fall, Winter and Loveを略したものだそうで、五番目の季節が”愛”ということなのでしょうか。”ファンタジー”というという言葉が似合う楽曲になっています。

専属作曲家のメリット・デメリット

作曲は、「Secret Garden」、「Remember Me」と同様に、韓国系アメリカ人の作曲家Steven Lee(スティーブン・リー)とスウェーデンの作曲家Caroline Gustavsson(キャロライン・ガスタブスン)が手掛けています。
この2人は、K-POP以外にもJ-POPも手掛けていて、過去に日本でのBoAの曲「MASAYUME CHASING」も2人で作曲しています。

OH MY GIRLが今、ノリに乗っているのもこの2人の作曲家によって作られたクオリティの高い楽曲のおかげであるとも言えます。

GFRIENDのプロデュース&作曲家の「イギヨンベ」やLOVELYZの作曲チーム「OnePiece」のように、OH MY GIRLにとってSteven LeeとCaroline Gustavssonは、そのグループの色を確立した専属作曲家であるため、継続して曲を提供している形態は、グループにとっても大きなメリットであり、グループに寄り添った良質なサウンドを安定して供給する恩恵は計り知れないものがあります。

しかし、デメリットは、もしその作曲家がグループから離れたら、これまでの曲の雰囲気が変わってしまう可能性があり、その後の活動にマイナスをもたらすことも考えられます。別の作曲家の曲によって、逆に良い方向に向かうこともなくはないと思いますが…。

なので、OH MY GIRLのまだ見ぬ可能性を求めて一旦次の曲は別の作曲家で!というのもありだと思います。

https://kpop.musicagatto.com/group-w/ohmygirl-secret-garden

https://kpop.musicagatto.com/group-w/oh-my-my-girl-remember-me

ついつい、裏方に注目してしまう癖がありますが、OH MY GIRLが良い曲をずっと歌ってくれたら、それで良いと思います。

目まぐるしい日本での活動

今年は、OH MY GIRLにとって、日本での2ndアルバムが2019年7月3日にリリースされるのと、10月には大阪、福岡、東京で行われるツアー「OH MY GIRL Zepp LIVE TOUR 2019」も控えています。
日本での活動もたくさんあり、目まぐるしく成長しているOH MY GIRLから、目を離すことが出来ませんね!

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この記事を書いた人

K-POP歴22年。
時代の流れに流されず、常に良い音楽を探して、聞き続けています。
横浜市在住/職業: Web制作会社のエンジニア/趣味: コーディング・プログラミング、作曲、書店巡り・読書、映画鑑賞、韓国料理など辛いもの好き。

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