YukikaがカナダのアーティストPat Lok(パット・ローク)とコラボレーションした楽曲「グラデーション (The Moment)」を紹介します!
シティポップではない新たなユキカサウンド!
シティポップを歌うアーティストとして、知名度を上げているYukika(ユキカ / 寺本來可)。
今回Yukikaは、韓国国内アーティストの世界市場進出を図っている音楽レーベル「コネクテッド(CONECTD)」のコラボレーション音源「グラデーション(The Moment)」に参加しました。
「グラデーション(The Moment)」は、80年代のR&Bを基盤としたディスコポップで、これまでのYukikaの楽曲の雰囲気を継承しつつ、K-POPらしいメロディラインが目立った新しいK-POPスタイルが感じられる楽曲になっています。
前作「Insomnia」よりもさらにクールさが増し、Yukikaの新しい一面が引き出された楽曲と言えるでしょう。
K-POPをより世界仕様へ
音楽レーベル「コネクテッド(CONECTD)」が世界へ発信した「グラデーション」の制作には、Pat Lok(パット・ローク)とLe’monの2人が関わっています。
作曲はPat LokとLe’mon共同で行い、作詞はLe’mon、アレンジとプロデュースはPat Lokとなっています。
昨今K-POP界で起きているシティポップ旋風ですが、先導を切っているのが、日本人でもあるYukikaをイメージする方も多いでしょう。
シティポップとは、”都会的で洗練された洋楽志向のメロディの日本の楽曲“という定義があります。
「グラデーション」はシティポップではないのですが、なぜかシティポップに聞こえてしまうのは、Yukika=”シティポップ”という先入観があってからなのか、Yukikaの不思議な魅力を改めて感じました。
「グラデーション」を最初に聞いた時は、曲の構造がバース-コーラス形式(Aメロ・サビ)であると感じましたが、じっくり聴き込んでみるとAメロ-Bメロ-サビであることが分かりました。
普通に聞き流して聞いていると、フックになるフレーズがないので、どこがBメロ?サビなのか気が付かずフラットな印象を受けましたね。
K-POPのほとんどの楽曲は、はっきりとAメロ-Bメロ-サビの構成になっていますが、欧米をターゲットとした世界仕様の楽曲にする場合、色々な試行錯誤がPat LokとLe’monの制作過程の中で行われたと推測します。
Yukika インタビュー 「Kエンタメ・ラボ~古家正亨の韓流研究所~」
K-POP評論家の古家正亨さんが、Yukikaにオンラインインタビューした映像が2021年07月18日に公開されました。
韓国で活動することになった経緯やシティポップについて語っています。面白おかしいやりとりが展開されているので、Yukikaの魅力が伝わってくると思います!
日本人でありK-POPアーティストYukika
2020年7月リリースの1stアルバム『Soul Lady』が、US Billboard「2020年最高のK-POPアルバム」に選ばれ、世界からの注目も集まっているYukika。
シティポップの枠にとらわれない活動を続け、今後どのような楽曲が生まれてくるか期待が集まります。
年内には、新曲(アルバム?)のリリースも予定されているとのことで、日本人でありK-POPアーティストという両国の橋渡し的な存在となっているYukikaの活動に、今後も目が離せません。
一緒に応援していきましょう!