リュ・スジョン(LOVELYZ) ソロデビュー曲「Tiger Eyes」幅広い音楽性を楽しめるアルバムにも注目!

LOVELYZリュ・スジョンのソロデビュー曲「Tiger Eyes」を紹介します。

目次

清純可憐なイメージから大人っぽい女性へ変貌したスジョン

LOVELYZのデビューから6年が経ち、昨年ソロデビューしたメンバーのKeiに続き、スジョンが5月20日に初のソロアルバム『Tiger Eyes』をリリースしました。
アルバム名と同じタイトル曲である「Tiger Eyes」は、EDM系ポップスで、これまでのスジョンのイメージを覆すクールな楽曲になっています。

スジョンと言えば、トレードマークの丸顔が印象的で清純可憐なイメージが強いですが、今回のソロ曲では、髪を青色にして、色気が感じられる大人の女性へ変貌を遂げています。

LOVELYZの楽曲とは180度かけ離れた世界観で、スジョンの気だるくささやくような歌い方とやや低めのハスキーボイスを目立たせるため、楽曲の音数は少なめに抑えられ、独特なアレンジに仕上げられています。
今、世界中で人気のあるシンガーソングライターDua Lipa(デュア・リパ)やBillie Eilish(ビリー・アイリッシュ)を意識しているような、今の時代に旬なサウンドが取り入れられているように感じられます。

「Tiger Eyes」は、作詞は女性作詞家ソ・ジウムが手掛け、作曲はMayu Wakisaka, Phil Schwan, Sean Alexanderの共作となっており、Phil Schwan以外のソ・ジウムを含めたこの3人は、OH MY GIRLの「Secret Garden(秘密庭園)」などのヒット曲を手掛けた豪華な制作陣となっています。

リュ・スジョン 1stミニアルバム『Tiger Eyes』

1stミニアルバム『Tiger Eyes』は計7曲収録されています。

リュ・スジョン 1stミニアルバム『Tiger Eyes』
  1. Be Cautious
  2. Tiger Eyes
  3. CALL BACK
  4. 君の名前
  5. 42=
  6. 私、君
  7. 子守唄

『Tiger Eyes』ハイライトメドレー

全曲レビュー

  • Be Cautious
    アルバム導入のEDMインストで、「Tiger Eyes」へと繋いでいます。
  • Tiger Eyes
    アルバムのタイトル曲です。
  • CALL BACK
    別れた恋人が恋しくて、電話を掛けてみても出てくれず、声が聞きたいという内容の歌詞になっています。3拍子のR&Bでクールなトラックにスジョンの切なげな歌声が際立って聞こえます。
  • シンガーソングライターのキム・ホギョンとドラマOST等で活躍している作曲家1601がタッグを組んで作ったバラードです。スジョンの憂いのある歌声と叙情的な美しいメロディがマッチして、スジョンの歌唱力の高さを感じ取ることが出来ます。
  • アコースティックで、春らしい雰囲気の曲です。愛の悩みを複雑な数学の問題に例えているようなユニークな曲タイトルにも注目です。
  • 私、君
    男性シンガーソングライターのチェナクタが作詞作曲したアコースティックで、ギターリフが印象的な曲です。
  • 愛する人に子守唄を歌って欲しいという気持ちが込められた、スジョンが作詞作曲した曲です。ピアノとコントラバス、ジャズのブラシ奏法が上手く調和して、夢心地になってしまいます。

プロモーション活動

1st ミニアルバム メイキング映像

Music Bank 出演 2020.05.22

M COUNTDOWN 出演 2020.06.04

SBS人気歌謡 出演 2020.06.07

スジョンの幅広い表現力が楽しめるアルバム『Tiger Eyes』

スジョンは、今回のアルバムを通して、以下のようにコメントしています。

「これからスジョンの活動を期待させるのが目標です」

「長く歌いたい」

「成果、数値などを追いかけると、私が定めた基準が消えてしまうと思います。私がやろうとしている音楽を逃したくないです」

引用: Kstyle https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2143314

たいていの歌手に目標は何かと聞いた時「音楽番組で1位を取りたい」や「目に見えた実績を得る」という答えが多く見受けられますが、スジョンの場合は異なり、堅実で純粋に音楽がしたいという気持ちが強いようです

LOVELYZのように清純なイメージだけではなく、ソロでは少し大人な雰囲気を見せてくれたスジョン。
ポップス、バラード、ジャズなど『Tiger Eyes』の7曲の中に、これまで見ることの出来なかったスジョンの音楽が凝縮されており、スジョンの様々な可能性が感じられる作品であると感じました。
今回のソロ活動の経験が次のソロ活動へ、そしてグループへ上手く展開され、さらに成長した姿を見せてくれることに期待したいです。

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この記事を書いた人

K-POP歴22年。
時代の流れに流されず、常に良い音楽を探して、聞き続けています。
横浜市在住/職業: Web制作会社のエンジニア/趣味: コーディング・プログラミング、作曲、書店巡り・読書、映画鑑賞、韓国料理など辛いもの好き。

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