ベトナムの5人組ボーイズグループD1Verse(ダイバーズ)が2020年2月27日にデビューしました。
デビュー曲「MONSTER」を紹介します。
ベトナムの5人組ボーイズグループD1Verseがデビュー
ボーイズグループD1Verseは、Phu、Huy、Binh、Ung、Hoangのベトナム人メンバー5人から構成されていて、MAMAMOO(ママムー)やONEUS(ワナス)などが所属する制作会社RBW(Rainbow Bridge World)と、韓国最大の音楽プラットフォーム運営会社カカオMが共同で手掛けたグループです。
RBWの”K-POPインキュベーション・システム“(長期間のトレーニングを受け、競争社会に勝てる人材を育成する手法)を経て、NAVER V LIVEやベトナムVTV9で放送されたサバイバルリアリティ番組『We Will Debut』から2019年に誕生したD1Verse。
https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2122607
当初、2019年中にデビューの予定でしたが、12月にプレデビューシングル「Bring It Low」をリリースするまでに留まり、正式デビューは、2020年2月という形に。そして27日、デビューアルバム『PANTHEON : VOLCANO』が待望のリリースとなりました!
デビューアルバム『PANTHEON : VOLCANO』
D1Verseの1stアルバムプロジェクト”PANTHEON“は、ギリシャ・ローマ神話の物語をもとに「VーPOP(ベトナムのポップス)の新しい神話を作り上げ、代替できないアーティストに成長する」という抱負が込められています。
スタートを切るデジタルシングル「PANTHEON : VOLCANO」は、熱い火を利用して神々の武器を作った”火の神ヘパイストス”をモチーフにしているとのことです。
タイトル曲「MONSTER」
タイトル曲「MONSTER」は、EDMを基調とした低音域のシンセベースが全面に出ているダンスポップで、微かに90年代のダンスミュージックのエッセンスが散りばめられた曲となっています。
愛した人に裏切られ傷つき、辛い心を表現した歌詞となっていますが、彼らのダンスパフォーマンスを見ていると、さらっと聞き終わってしまいます(笑)
歌詞はもちろんベトナム語(一部英語詩)となっています。
グループ名「D1Verse」の由来
D1Verseは「多様な」を意味する英単語「Diverse」と一つのチームを意味する「1」、そして大文字「V」は「Vietnam」を表すもので、「様々なベトナムのメンバーらが集まった一つのチーム」を意味する。また、「Verse」は英単語「Universe」を象徴するもので、これからD1Verseが様々な世界(Universe)の話を描いていくことを暗示する。
Kstyle: https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2137615
今後V-POPが注目される世の中へ
ベトナムのポップス(V-POP)については、私はほとんど知りませんが、ベトナムの音楽界にK-POPが参入する機会が今後増えてくると推測します。
今回RBWがベトナム人グループをプロデュースしたように、他の韓国制作会社も新しいマーケット拡大を目論みベトナムへ進出することでしょう。
そうなると、現在世界的に人気があるK-POPのエッセンスを含んだベトナムのアーティストに、世界中のリスナーが注目をしないはずがありません。
ベトナムは漢字で表現すると”越“なので、韓越(かんえつ)合同グループなどが生まれる可能性も期待出来そうです。
D1Verseのデビューをきっかけに、V-POPに注目してみるのもいかがでしょうか。