SUNMI「Forever July」突然の雨のように訪れる、永遠の7月
SUNMIは、2026年7月15日に「Forever July」をリリースしました。
前作の初フルアルバム『Heart Maid』(2025年11月)から約8か月を経ての発表となりました。明るく爽快な夏ではなく、突然降り出した長雨のように避けられない恋を中心に据えています。夏を涼しさや開放感だけで描かず、湿度や揺らぎ、思い通りに進まない感情へ向けている点が、この曲の大きな魅力です。
軽やかなビートが残す湿った余韻
「Forever July」は、長雨のように不意に訪れる恋を描いた曲です。晴れているはずの季節に入り込む雨と、突然の恋がもたらす落ち着かないときめきが重ねられており、一般的なサマーソングの明るさとは異なる方向から夏を捉えています。
作詞・作曲・編曲にはSUNMIをはじめ、Jukjae(チョクチェ)、eastbeam、イ・ドヒが参加しています。SUNMI自身が制作に深く関わっていることで、長雨と恋を結びつける視点が単なる季節のモチーフに終わらず、彼女の表現としてしっかり成立しています。
サウンド面では、UKガレージを基盤にしたダンサブルなリズムと、柔らかくぼやけるような楽器のテクスチャーが特徴です。この組み合わせによって、曲は軽快に動きながらも、空気が湿っているような余韻を残します。踊れるビートがありながら、感情の輪郭はすぐには晴れない。その曖昧さが「Forever July」の個性です。
「Forever July」は季節感を利用した夏曲というより、SUNMIがこれまで築いてきた少し影のあるサマーソングの系譜に置ける作品と言えます。
音楽番組でのパフォーマンス
M COUNTDOWN 出演
Music Bank 出演
SBS人気歌謡 出演
ショー!K-POPの中心 出演
雨の匂いとともに残る、永遠の7月
「Forever July」は、夏を明るく爽やかなイメージだけで終わらせるのではなく、降り続く雨のように心に残る季節として描いた楽曲です。
UKガレージのしなやかなリズムは身体を動かしながらも、濡れた映像表現と組み合わさることで、どこか晴れきらない余韻を作ります。SUNMIにとってこの曲は、サマーソングの枠を借りながら、その枠の内側に湿度と不安定さを持ち込む作品です。7月が終わっても、雨の匂いとともに思い出されるような一曲になっています。
SUNMI(本名:イ・ソンミ、1992年5月2日生まれ、全羅北道益山市出身)は、シンガー、ダンサー、ソングライター、プロデューサーとして活動しています。東国大学でミュージカル演劇を専攻しました。
2007年、JYPエンターテインメントからガールズグループ・Wonder Girlsのメンバーとしてデビュー。「Tell Me」「So Hot」「Nobody」などのヒット曲で国内外に広く知られ、「Nobody」はK-POPアーティストとして初めてビルボードHot 100にチャートインした曲となりました。2010年に学業に専念するためグループを離れ、2013年にソロデビューシングル「24 Hours」で再始動。2015年から2017年の解散までWonder Girlsに復帰しました。
2017年にJYPを離れ、現在のAbyss Company(旧Makeus Entertainment)へ移籍。同年の「Gashina」が大ヒットし、以降「Heroine」「Siren」「pporappippam」「Heart Burn」など、独自のコンセプトとサウンドで「SUNMI-POP」と呼ばれるスタイルを確立しました。2025年11月には初のフルアルバム『Heart Maid』をリリースし、高い評価を受けています。
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