実力派女性シンガーSOYA(ソヤ)がバラード「Beautiful goodbye」を美しく歌う
これまで、ダンスミュージックを多く歌ってきた女性シンガーSOYA(ソヤ)が、バラード「Beautiful goodbye」を披露しました。
ピアノの伴奏のみで、しっとりとした雰囲気の曲です。
Aメロ-サビの構成のため、Aメロでは感情を抑え淡々とした歌い方で、サビでは感情的に歌い上げ、対比をつけています。
SOYAのこれまでの曲の歌唱力から判断しても、実力派女性シンガーであることは一目瞭然なのですが、SOYAが初めて聞かせてくれたこのバラードで、さらに表現力の高さを感じることが出来ました。特にサビのファルセットが切なく叙情的に感情表現されていますね。
MVの映像では、遠くをぼんやりと見ているような憂いのある表情は、これまでのMVでは無かった表情で、新たなSOYAを披露しています。
「Beautiful goodbye」は、EXOチェンの初アルバムの収録曲
今回SOYAが歌っているこの「Beautiful goodbye」は、EXOチェンにとって初のソロアルバムである『April、and a flower』のタイトル曲のカバーとなります。
SOYAとチェンが歌う「Beautiful goodbye」、どちらのバージョンが良いかと聞かれたら、やはりオリジナルのチェンの歌の方が良いのですが、この曲は恋人との別れを歌っている曲なので、男性女性それぞれの視点での感情を聴き比べることが出来、そういう楽しみ方もあると思います。
SOYAのことを知らない方へオススメ曲
この曲で、SOYAを知られた方にとっては、本来のSOYAの持ち味が分からないと思いますので、オススメの曲を紹介します。
SOYA 「Artist」
1stミニアルバムのタイトル曲「Artist」という曲は、ソロシンガーながらも、他のガールズグループの曲に引けを取らないダンサブルな曲です。
特にステージ映像を見て頂くと、歌唱力の高さだけでなく、パフォーマンスとしての激しいダンスにも対応出来ているところが表現者としての幅の広さを感じます。
SOYAの経歴
SOYAについては、過去の記事でも書いていますが、少し紹介します。
https://kpop.musicagatto.com/woman/soya-artist
SOYAは、1990年生まれで、2010年から歌手活動を開始しました。
男性ラッパー”サン”と共にSoya n’Sun(ソヤ・アンド・サン)というデュオを組んでいて、そのデビュー曲「笑顔でさようなら」は、叙情的なメロディのR&Bポップで、注目を浴びました。(この曲は、上記のリンクでも紹介しています。)
その後、Mighty Mouthと共に”マイティガール”として客員ボーカルで参加する傍ら、色々なドラマOSTで曲を歌い実力を付けていきました。
そして、2018年1月に「SHOW」という曲でソロデビューしました。この曲は、トロピカルなEDMで、昨年からK-POP界で流行っているフューチャーベースを始めとするベースミュージックを一早く取り入れていました。
今年2月には、初の単独コンサート「serenade vol.1」を開催し、人気も急上昇中のアーティストです。
今後目が離せないアーティストSOYA
SOYAは、現在29歳。単独コンサートでもバラードを披露するなど、30歳を目前にして、ダンスミュージックからバラードを多く歌う歌手にシフトしていくかもしれません。どのような曲を歌うにしても、歌唱力の高さは証明済みなので、曲の幅を広げて色々な曲を聞かせて欲しいと感じつつ、歌手SOYAに今後も注目して行きたいと思います!