約1年3ヶ月振りの9thミニアルバム『LOOK』のタイトル曲「Dumhdurum」を紹介します。
さらに大人っぽくなったApinkが放つクールでシックなダンスナンバー
Apinkの9thミニアルバム『LOOK』は、2019年1月リリースの8thミニアルバム『PERCENT』以来、約1年3ヶ月振りのリリースとなりました。
タイトル曲「Dumhdurum」は、中毒性のあるシンセリフと、さらに大人っぽくなったApinkが感じられるクールでシックなダンスナンバーです。
“去って行った愛の前で私の心は淡々としている”という意味を”Dumhdurum”という言葉に込めたそうです。(“Dumhdurum”の読み方は”ダンダラン“と読みます。)
Apinkは、6thミニアルバムまでは、元気のあるアイドル路線の楽曲が多かったのですが、「1つもない(I’m so sick)」(7thアルバム『ONE & SIX』収録)を起点として、クールなダンスミュージック路線に変化を遂げています。
Apink × ブラックアイド・ピルスン&チョングン
7thアルバムからサウンドプロデュースを担当している、制作チーム「ブラックアイド・ピルスン」とチョングンは、Apinkメンバーと協力して楽曲を作り上げ、6thアルバムまでにはなかったApinkの魅力を引き出しています。
「ブラックアイド・ピルスン」は、チェ・ギュソンとラドの二人組で、TWICE、チョンハなどの楽曲を手掛けているヒットメーカーです。また共にタッグを組んでいるソングライターのチョングンにより、曲の完成度がさらに高まります。
二人の詳細については以下の記事をご覧ください。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yoshizakieijinho/20190324-00118223/
ブラックアイド・ピルスンとチョングンによって、楽曲のクオリティが安定し、「1つもない(I’m so sick)」→「%%(うんうん)」→「Dumhdurum」のように、リリースすればヒットは間違いないという良い流れが起きました。
もしK-POP界にランクというものがあるとしたら、数年前のApinkは、ABCのCクラスだったのが、直近2年ほどでAクラスまでステップアップしたのではないかと思えるくらい急激な成長が感じられました。プロデューサーの力の影響度が、極めて重要であることを改めて実感しましたし、Apinkというグループに権威性が感じられるようになりました。
Apink 9thミニアルバム『LOOK』
ミニアルバム『LOOK』は計7曲収録されています。
『LOOK』のテーマは”私”で、「ありのままの自分を愛し、生きていく」という意味が込められているそうです。
https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2140804
- Dumhdurum
- Yummy
- Be Myself
- Love is Blind
- Overwrite
- Moment(君の全ての瞬間を愛してる)
- Everybody Ready
『LOOK』ハイライトメドレー
全曲レビュー
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Dumhdurum『LOOK』のタイトル曲で、サビの덤더러 럼더러럼(ダンダラ ダンダララン)や점점점(チョムジョムジョム)の連音の歌詞が頭に残ります。
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YummyR&Bテイストの清涼感のある曲ですが、甘くて甘すぎる恋愛模様が描かれている歌詞に注目です。
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チョロン、ウンジ、ナムジュのユニット주지롱(ジュジロン)による、過ぎ去った恋愛のことは忘れて私らしく生きていくという気持ちが込められた曲です。
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ボミ、ナウン、ハヨンのユニットYOSの可愛らしい恋愛感情が描かれています。
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毎日好きな人のことを考えていたのに別れてから、素晴らしい思い出は忙しい日常で上書き(Overwrite)されてしまうという切ない心情が歌われている曲です。
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作詞は、Apinkのリーダーであるチョロンが担当し、ファンに向けて制作された壮大な雰囲気のバラードです。
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デビュー8周年の時に作られたファンソングです。明るい雰囲気のパーティソングで、曲の後半にあるメロディアスな部分が印象的です。チョン・ウンジが作詞をしています。
プロモーション活動
スーツダンス Ver.
THE SHOW 出演 2020.04.21
M COUNTDOWN 出演 2020.04.23
Music Bank 出演 2020.04.24
SBS人気歌謡 出演 2020.04.26
デビュー10年目のApink
Apinkは2011年4月にデビューし、今年で10年目の活動がスタートしました。10年目に入った心境についてチョロンがコメントしています。
今年9周年、10年目になりましたが、アルバムに対する欲はデビュー初期と同じだと思います。大切なアルバムが増えるように、メンバーやファンとの思い出も積もっていくような気がして幸せです。
Kstyle: https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2140804
今後は、次のアルバムの準備に入るとともに、個人の活動も増えてくるという話もあるので、進化し続けるApinkに期待したいですね!