Lovelyz 「あの頃、私たちが愛した私たち(Beautiful Days)」美し過ぎるメロディに虜になること間違い無し!?

清々しさと憂いを同時に感じさせる不思議な楽曲

Lovelyzの6枚目のミニアルバム『Once Upon A Time』が2019年05月22日にリリースとなりました。
このアルバムのタイトル曲「あの頃、私たちが愛した私たち(Beautiful Days)」を紹介したいと思います。

切ない雰囲気の「Beautiful Days」ティザー映像

最初に「Beautiful Days」のティザー映像を聞いた時は、鳥肌が立つほどの美し過ぎるメロディに、これは期待出来そう！と笑みがこぼれました(笑)
実はこのティザー映像の曲は、「Beautiful Days」をベースに作られたアルバム1曲目に収録されている「Once Upon A Time」というインストで、煌びやかなシンセと優雅なストリングスのフレーズの後、EDM的なフレーズに変化し「Beautiful Days」本編へと続く、導入曲となっています。

「Beautiful Days」本編

ティザー映像を見た後、「Beautiful Days」の切ない曲のイメージで、本編を聞いてみたところ、夏っぽい清々しい爽やかな雰囲気に「あれっ、違う曲！？」、「Beautiful Daysのティザー映像のあの切ないメロディはどこへ行ったの？」と困惑してしまいましたが、これはトラップで、この曲の作曲者SPACECOWBOY氏の術中にはまることとなります。

AメロBメロの爽やかなGメジャーから、サビでの哀愁感のあるF#マイナーにズバっと転調してインパクトを与えています。(キー間違っていたらすみません(^^;)

「Beautiful Days」聞きどころ

この曲の聞きどころは、2コーラス後のCメロから、大サビに入ったところです。
ここで静かな展開になり、ピアノ+ストリングスの空気感がとても哀愁を感じます。
そして、スジョンのソロパートが何とも言えないくらい切なく、芸術的な美しさを表現しているところが、これぞLovelyzといった感じで、他のグループには出せないカラーだと思いました。
ラストのサビ頭で、高音域(おたけび系?)コーラスをかぶせるところは、様々なK-POPの楽曲でおなじみとなっていますが、ここはリーダーのBabySoulの高音域で綺麗に盛り上げています。

デビュー当時からほぼ一緒に制作し続けているプロデュースチームOnePieceの一員である”SPACECOWBOY氏のカラー”=”Lovelyzのサウンド”と言い切っても良いでしょう。
期待を裏切らない、ドンピシャでLovelyzに当ててくる楽曲は、芸術作品と言えるほど素晴らしいです。