IZ*ONE 華やさが増しエレガンスに満ちた楽曲「Violeta」

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IZ*ONE 2ndアルバム『HEART*IZ』のタイトル曲「Violeta」

デビューして半年足らずで、2ndアルバム『HEART*IZ』を4月1日にリリースしました。
デビューアルバム『COLOR*IZ』が2018年10月に韓国でリリース、今年2月に日本でシングル「好きと言わせたい」をリリースし、かなり短いスパンでのリリースが展開されています。

2ndアルバムのタイトル曲「Violeta(ビオレッタ)」は、デビュー曲「La Vie en Rose」に引けを取らず、華やさが増したエレガンスな曲です。

色々な仕掛けが組み込まれている曲

イントロが4小節で、次に来る展開にワクワクさせられる

イントロは、トロピカルで上品さが漂う雰囲気で、すぐにセンターのチャン・ウォニョンのボーカルが入ってきます。
ここの流れが自然で絶妙です!
イントロを短くすることで、リスナーにハッとさせる効果もあることを初めて認識しました。

J-POPやK-POPも含め、大抵の曲は、イントロは8小節であることが多いのですが、この曲は、4小節となっています。
(デビュー曲「La Vie en Rose」もイントロは4小節でした。)
日本でのデビュー曲は「好きと言わせたい」は、少し特殊で12小節となっています。(導入4小節+イントロ本編8小節)

イントロは、曲の中で最初に聞かれる部分であるため、人で言えば顔にあたる部分という持論があります。(人それぞれ感じ方よって、サビが顔と定義する人もいるでしょう。)
私は、K-POPの新譜を大量に聞いていますが、その1曲をフルコーラスで聞いてみたいかは、”イントロ”と”Aメロの最初のメロディ”で判断するので、本当に一瞬のパーツだけで判断をしています。
もちろん、その感覚だけでは、曲の全てを判断出来ない場合もありますので、時にはサビまで、少し聞くこともありますが…。

曲を聞いてもらえるかそうでないかは、一瞬で決められるということもあり、何かしらのインパクトを一瞬の間に与えることが重要だと思いますので、イントロは大事だと思いました!

Bメロ?サビ?が分からずドロップ

何気なく聞いていると分からないのですが、この曲の構成としては、Aメロ→Bメロ→サビ→ドロップという流れになっています。
もしくは、Aメロ→A’メロ→Bメロ→ドロップ(サビ)と言った方が良いのかもしれません。

前者の方で説明しますが、Aメロ→Bメロの流れが自然過ぎて、Aメロ→Aメロ拡張のように聞こえます。
そして次に出て来るBメロ(と思われる部分)で、リズムが一旦ゆったりと変化したところで、リバーブ処理により、パッド系シンセのスネアドラムなど全体的に大きな空気感を感じられます。
このBメロの後半では、最近のK-POPでもかなり多様されているビルドアップと呼ばれる手法で、サビに向かってビートを倍速にしたスネアで高揚感を与え、盛り上げをサビへ渡す手法です。
そしてサビでは、東洋的なシンセのフレーズが主体として、歌メロはそのフレーズを間を埋めるように合いの手のフレーズだけとなります。
サビをあえてしっかり歌わないという手法をEDMというジャンルの中では「ドロップ」と呼ばれるそうです。

デビュー曲「La Vie en Rose」も改めて聞いてみると、全く同じ構成でした。

サビが、存在感のあるシンセを主体としており、歌メロが主役でない曲

話が大幅に外れてしまいますが、昨年からK-POP界では、急速に増えだしている「ドロップ」が使われている曲を紹介したいと思います。

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ドロップ冒頭と、あとは軽く合いの手のように入るだけのサビです。

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曲後半はドロップにコーラスが加わりお祭り状態

曲後半では、東洋的なシンセのフレーズが鳴りっぱなしで、そのフレーズがだんだんと日本のお祭りで聞くことが出来るような音に聞こえてしまい(私だけでしょうか…。)、盛り上がった状態で曲が終わります。
ライブで聞くと心地良さそうです!

ダンス練習映像

最後にダンス練習映像を紹介します。

まとめ

最近流行りのK-POPでのEDM関連の話も含んでしまいましたが、サビで、歌メロがない(少ない)というのも斬新ですね。
今年もこのような手法を使った曲は多く出て来ると予想しています。

それにしても、IZ*ONEの楽曲のクオリティは半端ではありません。
IZ*ONEの人気度も急上昇中ですね。
IZ*ONEの所属レーベルは、Stone Music Entertainment(CJグループ)ですが、SM、JPY、YGの大手レーベルもこの人気度には、黙っていられないでしょう。
次々とそれぞれの主力歌手の新曲をぶつけてきたり、新人アーティストをデビューさせて、さらに白熱したK-POP界になっていくことと思います。


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