前作3rdミニアルバム『SUMMER DREAM』(2018年6月)以来、1年8ヶ月ぶりとなるELRISの4thミニアルバム『JACKPOT』が、2020年2月26日にリリースされました。
このミニアルバムと同名のタイトル曲「JACKPOT」を紹介します。
清純、清涼のイメージからガールクラッシュへ転換
4thミニアルバム『JACKPOT』より、ELRISに新しいメンバーが二人加わりました。
リードラッパー兼サブボーカルのEJと、サブボーカル兼ダンサーのチェジョンが加入することで、これまでの清純、爽やかな印象からガールクラッシュな魅力が目立つようになりました。
タイトル曲「JACKPOT」は、弾けた感じのダンスポップという雰囲気で、ビジュアル的にも音楽的にもかなり変化が感じられる楽曲になっています。
ELRISのこれまでの3曲「WE, first」「Pow Pow」「Summer Dream」の雰囲気が好きだった人にとって、この変化をどう受け止めるべきか人それぞれだと思いますが、最近のガールズグループのガールクラッシュな楽曲は飽和状態であるため、正直なところ、目新しさが少ないと言えます。
「This is me」ダンスバージョン
4thミニアルバム『JACKPOT』
ミニアルバム『JACKPOT』は計5曲収録されています。
曲数は少ないですが、タイトル曲「JACKPOT」を中心として、ガールクラッシュな明るめなサウンド、EDMのクールなサウンドが楽しめます。
- Intro
- JACKPOT
- This is me
- してみて (Like I do)
- No Big Deal
『JACKPOT』ハイライトメドレー
全曲レビュー
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Intro
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JACKPOTAメロとBメロは、リズム重視のメロディとラップでありきたりな展開ですが、サビに入った途端、弾ける感じがとても好きです!
「Intro」と同様に、GOT7などの楽曲を手掛けてきたヒットメーカー「earattack(안태석)」による作曲。 -
This is meタイトル曲「JACKPOT」の流れを継承し、ガールクラッシュらしさがより感じられる楽曲です。
プロデュースチーム「e.one」のチェ・ヒョンジュンによる作曲。 -
してみて (Like I do)クールな雰囲気がとても良く、個人的に一番好きな曲です。この曲があるからアルバムが引き締まっている感じがします。
CLCやGFRIENDなど、数々のヒット曲を制作してきたMospickによる作曲。 -
No Big Dealゆったりとしたテンポで落ち着いたクールな曲です。メンバーのベラが作詞をしています。
5人組から7人組のガールズグループへ
これまでのメンバー5人
新たに加わった二人
プロモーション活動
「M COUNTDOWN」出演 2020.02.27
「SBS人気歌謡」出演 2020.03.01
「Music Bank」出演 2020.03.06
ガールクラッシュからどこへ向かうのか
清純、清涼のイメージからガールクラッシュへと変貌を遂げましたが、次にELRISが向かうのはどこなのか!?
個人的には、「WE, first」「Summer Dream」の雰囲気を継続して欲しい。
K-POP界では、ガールクラッシュブームが続いていますので、とりあえず流行りに乗るというのもアリなのですが、ブームが落ち着いたら、清々しさを感じる曲をもう一度聞かせてくれることに期待したい!
タイトル曲「JACKPOT」へ繋ぐ橋渡し的な曲です。